天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

宮本武蔵 吉川英治

宮本武蔵を読んでいる。これも長年書棚に並んでいた。いつ買ったのか定かではないが、文教堂書店のカバーがかかっている。この書店は近くにあった。過去形。 全部で8巻のところ、今6冊目を読んでいる。写真は5巻目。表紙の女人二人の絵は、お通さんと朱美…

Don't sweat the small stuff...

この本、どこで買ったか定かではないが、かなり前の旅行中にどこかの空港の書店で買ったと思う。 以前にもブログアップしたような気がして、検索したが出なかったので改めて。 日本語訳もあり、売れているんじゃなかと思う。「小さいことにくよくよするな」…

地図から消される街 青木美希

ネットで紹介されているのを見て注文した本。 コロナで大騒ぎしているが、どさくさに紛れて年金支給を75歳からにするとか、いろいろと見逃がせないことが決められている。とんでもない政府だ。 「棄民国家日本」という評価が今の日本だと思う。 今年になっ…

WALDEN デイヴィド・ソロー

この本のことをどう書いたらいいだろうか。断捨離的読書、すなわちわが部屋の積読本を断捨離するために読む。せっかく買ったのに読まずに捨てられない性格で、読めば手元に置くか処分するか決められる。そうして再度読みだした本をやっと読んだ。 この本をサ…

1984年 ジョージ・オーウェル

この時期、ややこしい本は読みたくないなと思っていたが、これはまんが。 まんがで読破と書いてある通り、中はまんがだった。なのですぐ読み終わる。 漫画の効用は、状況描写が絵なので一目でわかる。だから早いのだと思う。 帯に書いてあるように「政府が真…

気功治療

東日本大震災から9年が経ちましたね。まだ避難生活を続けている人たちがいることを忘れてはいけない。 双葉町ですか、避難指示が一部解除になり元の街に戻ろうという人もいれば、本当に戻っても大丈夫なんだろうかと疑う人、すぐには戻れない人もいる。 実態…

ハイファに戻って/太陽の男たち G.カナファーニ

東京新聞の本音のコラムのコラムニストの一人、師岡カリーマさんがアラブ文学について触れていた。今まで目にしたことがないジャンルだったので、記事で紹介されていた掲題の作家の本を読んでみた。 アラブの文学という印象では、アラジンと魔法のランプとい…

長生きしたけりゃ素生力をつけなさい

先日、岩盤浴のリラックスエリアで見かけた本。タイトルにある「素生力」とは何か。著者の小林健氏は、5度も臨死体験があり、そのたびに蘇生している。がその 「蘇生」ではない。 小林 健 著 本を読んで自分なりに理解した上での定義は「自ら持つ素朴な力」…

グレタの願い 

地球温暖化に問題意識を持って行動しているスウェーデンのグレタさん。有名人になった。どんな人か、ヴァレンティナ・キャメリニという人が書いた本が出たので読んでみた。 グレタさんはアスペルガー症候群という属性をもつらしい。一つのことに拘ることと対…

小説「十八史略」陳舜臣

かなり前に古本屋で求めた積読本を読み終えた。当初読み始めて中断していたのは、同じような出来事が漢字の名前でツラツラと述べられている、という印象だったからだ。しかし時間のある時に、少しづつ読んでみると、太古の昔から変わらない人間模様が見えて…

「ひとはなぜ戦争をするのか」 アインシュタイン/フロイト

さて2019年もあと3日。今年の10大ニュースは何か考えているが、その前に今年読んだ本の紹介が未了のものを書いておこうか。 掲題のタイトルの本を探していたら、この本も出てきた。つまり同じようなタイトルの本がもう一冊あるが、そちらは学術論文的。 自分…

菜の花の沖縄日記

菜の花のつく本としては、司馬遼太郎の「菜の花の沖」ってのがあったが、これは全く関係ない。 本名が菜の花という高校生が沖縄で体験した日記。来年映画化されるそうだ。 金沢の人で、やはり金沢在住で憲法カフェなどで活躍している水野スウさんのFacebook…

ガン治療 再発・転移を止める もう一つの選択

久々に癌の本を読んだ。昨日電車で茅ヶ崎まで行ったので、そこでたっぷり読書タイムがあり、積読本の一つを読むことができた。 自分の体調の経緯は、今のところ順調と言えるので、この種の本を目の色を変えて読むことは無くなった。なのでこれが積読本になっ…

義足と歩む 松坂恵理子

これはここに時々書いている、One Love Projectのことを書いている本だ。真美さんの話。今までのこのプロジェクトとのおつきあいで、おおむねのことは知っているが、こうして本としてまとめて流れや出来事を読むと改めてこの活動を大したもんだと思う。また…

満州暴走 隠された構造 大豆・満鉄・総力戦

この本は、先の参院選で”れいわ新選組”で立候補した安富歩さんて、どんな人だろうと思って読んでみた。そうしたらとてもいい本だった。 満州国という一時的な傀儡政権による国がどうして出来上がったのか。そこから先の中国への侵略が上手くいかなかったわけ…

沖縄・辺野古から考える、私たちの未来 玉城デニー

今月1日に出たばかりの本。 本書のなりたちというのが、まえがきのようなもので、ここにあるように早稲田に来て講演したときの内容を、沖縄県が出しているQ&Aを交えて本にしたもの。 デニーさんの生い立ちから、知事に立候補するまで、知事になってからのこ…

凛とした小国 伊藤千尋

この本は、消費税増税前に買ってあった本。消費税と言えば、増税前の買い物も一昨日で終わった。 消費税といえば、増税前にと、妻に電気製品の買い替えが必要なものを、と促した結果、乾燥機付きドラム式洗濯機を買った。それが今日届いたが、大きくてウチの…

9条を活かす日本 伊藤千尋

伊藤千尋氏の本は、「凛としたアジア」、「世界を変えた勇気」に続いて3冊目。前2冊は今年発行されたもので、伊藤氏から直接送ってもらった。今回は昨年の出版で、AMAZONで買った。更に前に出された「凛とした小国」も買った。 本は買わなくても、と考えるよ…

検証・安保法案 どこが憲法違反か

憲法学者、早稲田大学の長谷部恭男氏の編。表紙の4氏が執筆している。 法案となっているのは、出版されたのがまだ自民党による強行採決もどきが行われる前だから。そのまま、憲法違反のまま法制化されている。 「不思議なクニの憲法」という映画を見たときに…

11通の手紙 及川淳子

本をいっぱい断捨離してから、積読本だった在庫を読むことにして、新たに本は買わない。読みたい本は図書館で借りることにする。と決心したが、やはりこれは買わなくちゃという本が次々出てくる。 話題の新刊本は、図書館に無かったり、あっても皆が借りるの…

ミトコンドリアのちから 瀬名秀明&太田成男

とてもいい本。 ミトコンドリアについては、「ミトコンドリア細胞呼吸法」という講座でミトコンドリアの働きについて聞き、実際にミトコンドリアを活性化させる呼吸法を習っていたことから、おおよそのことは知っているつもりだった。 この本は、その働きの…

炭鉱に生きる 山本作兵衛

この本も、長らく書棚に眠っていた。眠りから覚めた本だ。 九州は筑豊の炭坑労働者であった山本作兵衛さんが、記憶を頼りに、かつて存在した炭鉱の生活を孫たちに伝えたい一心で絵を描いた。その絵が、世界記憶遺産に登録された。 2011年に新版が出たときに…

マンチュリアン・リポート 浅田次郎

ちょっとあわただしい数日を過ごしていました。9日にボランティア説明会に行ってからはや1週間。 11日は孫リンの誕生日。お祝い会は既に済ませていたものの、二胡楽団の練習日で横浜までいったついでに、一緒に夕飯を食べてお祝い。西口のヨドバシカメラの…

脳内革命2 とetc.

20年前の脳内革命の売れ行きが良く、2も出ていた。こちらは1冊目を受けて、実査に右脳を活性化する方法などが書かれている。自分も含めて皆が実践していれば、病気も減って世の中もっとよくなっていたカモしれない。と思いつつ、最近読んでいる体の本、即ち…

脳内革命 春山茂雄

20年以上前のベストセラー。②も出ている。2が出たときに、セットで買ってはじめの法だけ読んで、途中で書棚に眠っていた。未読な為断捨離を免れてた。 改めて読んでみると、いいことが一杯書いてある。20年前にちゃんと読んで、書かれていることを実践して…

世界を変えた勇気 伊藤千尋

20年前の本の後は、最新の新刊本。この4月15日に出た本が届いたのですぐ読んだ。 前と同じように、著者の伊藤千尋さんがサイン入りで送ってくれた。 前回は「凛としたアジア」という本で、ここにも紹介した。次に何を読もうかと思っているところに、こんなの…

チグリスとユーフラテス 新井素子

本棚に眠っていた本。新刊で買って、かなり眠っていた。 SF小説。コールドスリープという形で、長い間眠っていた人が起こされて感じたことなどが書かれている。ちょぅど20年本棚で眠っていた本が、起こされて私に語りかけるようだ。 普段はSFを読むことはな…

永続敗戦論 白井聡

mm3493.hatenablog.com 以前「コスタリカの軌跡」という映画を見に行ったときにもらったブックレットで、こういう本があることを知った。その時の記述がこれ。 白井聡という学者に感心したので、ちゃんと著作をやんでみようと思って文庫本で読んだ。文庫にな…

上海、かたつむりの家 六六(Liuliu)

書棚に眠っていた本。2012年の8月に出版されている。翻訳版の出版がこの年なので、原作が中国で出たのはもっと前。六六というのは著者名。翻訳は青樹明子。 もともと中国のテレビドラマで、中国中でずいぶん熱狂して見られたとうことだ。それが、上海テレビ…

凛としたアジア 伊藤千尋

今年の2月に出版された本。著者の伊藤さんがご自分でネットで紹介されていたので、申し込んで送ってもらった。 著者の伊藤千尋さんとは、「コスタリカの奇跡」という映画を紹介する講演を聞きに行ったのがきっかけでフォローさせてもらっている。 この本は、…