天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

持つべきものは

あまり何も考えず、毎日の時間のほとんどを会社で過ごし、仕事のことばかり考えていたころは、人との絆ということをあまり考えなかった。近頃は仕事の他に、場合によっては仕事以上に大切にしているのがこの人との絆。友人知人とのお付き合い。友あり遠方よ…

農民工(その2)

農村からの出稼ぎは、「留守児童」というかわいそうな子供達を作るので、よくないということを前に書いたが、沿岸部の工場が成り立つのはこの農民工あってのことだ。地域格差があるので、農村から来る人たちは安い賃金でも働く。田舎で働くより、工場で働く…

一喜一憂

今朝は大して乗り気がしなかったが、予定通り大菩薩会に出かけた。これはゴルフのホームコースの半公式私設コンペだ。毎月やっていて、今回で143回目の開催。もう10年以上続いていおり、この調子ではまだまだ続く。運営はゴルフ場の協力を得ており、ゴ…

広州亜細亜大会

広州で開催されているアジア大会。今日はマラソンをテレビで見ていた。場所は大学城といって、珠江の中州に作られた大学の街。10の大学があるらしい。2004年に整備されたというから、わりと最近。画面を見ていると、すべて新しい建物と花や木で彩られ…

「再び男たちへ」

本棚の整理をしていて、前からあった本のひとつで塩野七生著の掲題の本を手にした。どうしてこの本があるのか定かな記憶が無いが、タイトルがカッコいいのでとりあえず買って、いつか読もうと思っていたのかもしれない。ともあれ、その「いつか」が来たのか…

吉川英治「三国志」

全巻8冊に及ぶ吉川「三国志」を完読。吉川英治氏による三国志は、諸葛孔明の死で終わる。が、元本の「三国志演義」はまだ続くようだ。小説を終わらせた後の、篇外余禄という形で氏自身がその後のことなどを説明しており、最後の解説文によっても三国志のこ…

このごろ

この頃の季節と言うのは、少しさびしい。気温は下がり、年末が近づく。そして、友人たちからの欠礼状が毎日届くようになる。ゴルフをしても、体が冷えているので思うようなショットが打てなくてあまり面白くない。 加えて、中国にでも行こうと言う計画が無い…

勤労感謝の日

今日は国民の休日であった。何の名目で休みなのかと思ったら勤労感謝の日であった。私も日ごろ勤労しているので、感謝されてもいいかなと思うが、家内からは特に感謝している気配が感じられない。 そこで、というわけでもないが、まだ11月ではあるが、徐々…

農民工

中国の農村から沿岸部の工場などへ出稼ぎに行く人のことを「農民工」と呼ぶ。貧しい農村からお金を稼ぎに都市部へ出ることは、農村の人たちにとって今や普通のことになっている。 田舎で中学を出て工場で働く女性たちは沢山いる。その人たちを取材した本もあ…

秋も終わりか

うちの界隈では、トヨタの自動車大学校の学園祭が終わり、甲州街道のイチョウ祭りが終わると、秋も過ぎたかという感じ。先日その学園祭に行き、今週がイチョウ祭りだ。久々にイチョウ祭りに行ってみた。 メイン会場にはこんな看板があった。今年で31回目ら…

「変わる中国、変わらぬ中国」

この本は、先月発売ということと、紀行文中心ということでつい買った本だ。直近の中国紀行はいかばかりかと思った次第だ。前半3分の2くらいの紀行文を読見終わったので、感想を書いてみるか。 発売が先月でも、直近の話は殆どなく、著者が二十数年前長春に…

来年は辛亥革命100周年

辛亥革命は今の武漢市で、清朝政府の軍が武装蜂起したことから始まった。翌年孫文を臨時総理大臣とする中華民国が成立した。この時代から中国における革命の歴史が始まったともいえる。 広い中国では、そのような重大な事件を、庶民感情としてはさほど重大な…

中国本

毎月18日はNHKのラジオの「まいにち中国語」のテキスト発売日だ。これが人気本なので、忘れず18日に買いに行く。そして今日が18日なので、昼休み、事務所から一番近い本屋に行った。380円のこのテキストだけではせっかく行ったのに、ということでよ…

中国映画「イノセント・ワールド」

先週末現代中国映画上映会に行き、掲題の映画を見た。この上映会は場所が映画館ではなく、映画館に比べると分野的に特殊なこともあり、観客も少ない。なので、いつも特殊なものを見ている感じがある。 が、今回は何と言うか普通に映画館で見るような映画とし…

午前様

午前様という言葉は中国にはあるのだろうか?あるいはそういう概念はあるのだろうか。 私が中国で仕事をしていたころの印象では、都会で働いている人たちは夜更かしが多いようだった。場所が広州なので、夜も一年中寒くなく、店の外で小さなテーブルを囲んで…

「習近平の正体」

次世代の中国の指導者と言われている習近平氏は、太子党とのこと。太子党というのは、第二世代の政治家グループ。つまり親もそれなりの権力者であったということだ。では習と言う人は、政治家第二世代のエリートかというと、どうもそうではない。日本の第二…

「母への手紙」という本

いつ買ったのか定かではないが、確かに自分で買い置いた本を読んだ。「アウシュビッツの聖者コルベ神父」という副題が付いており、曽野綾子氏が序文を書いておられる。中にはコルベ神父が、母マリア・ドンブロフスカに送った62通の手紙がある。62通と言…

視察報告

何の視察に行ったのかと言うと、市のリサイクル推進委員として、八王子市の清掃工場とプラスチック資源化センターの視察を行った。 清掃工場のほうは、一昔前の言い方では「ごみ焼却場」であり、八王子市内でも同様の施設が3ヶ所くらいあった。都内にもあち…

亜運会

テレビで、アジア大会の開会式をやっていた。アジア大会とは正式には「アジア競技大会」といい、中国語では掲題のように「亜運会」という。略することが好きな中国語であり、亜細亜運動大会の略称だと思う。今年で第16回だそうだ。開催場所は中国は広州。式…

「やがて中国の崩壊が始まる」という本

少し前、1年以上前にブックオフで買った本。この手のタイトルの本は、中国を悪者にして、悪いことを指摘して本を売るのだなと思ったので、ブックオフで見たときもすぐには買わなかった。何度か目にまだ並んでいるので、何が書いてあるか読んでみようと思い購…

オフショア

オフショアと言えば中国。今日は仕事関連の人たちと飲んでいて、話がオフショアに及んだ。これをどう見るか。 オフショアに不信感を持っている人から見れば、安いだけでは信頼できない。いつ頼んだ仕事が回らなくなるか分からない。特に昨今のように反日行動…

ROGUE by Danielle

GORUEとは「ごろつき」みたいな意味だ。お馴染みDanielle Steelの小説。GORUEと呼ばれる彼は、実在の人物で言えばビル・ゲイツのようなコンピュータ業界で大成功をしたやつ。成功して自分の会社を売り払い、お金が自由になったことで生活が狂ってしまい離婚…

マルクスの理論に思う

私はマルクス経済学を正式に学習していないので、大したことは言えないが、その理論によれば、社会主義経済に至る道筋で資本主義経済を通過しなくてはならない。 即ち、自由主義の経済活動の中で人々は富み、財を蓄積し人間社会としての質が上がってゆく。し…

千代田区の水泳大会

昨年に引き続き、千代田区水泳大会に参加した。悠泳会という私設おじさんチームの一員として参加。昨年はおばさんチームも結成したが、今年はおじさん2チームでの参加だった。 昨年私は個人では、年齢別自由形25メートルの競泳でどうどうの銀メダルだった。…

王丹さん

中国でノーベル平和賞にノミネートされるような人は、今回の08憲章を書いた劉暁波さんが初めてではない。王丹と言う人がいる。彼は、天安門事件当時からの民主化活動家だ。その彼が1999年にノーベル平和賞の候補になった。彼は1989年と1995年に逮捕されてい…

鄭和

鄭和と言えば、知る人ぞ知る。知らない人は何もしらない。知らない人の方が多いかもしれない。がしかし、少し前にはNHKの歴史関係の番組でも紹介されていたので、徐々に名を上げつつあるかもしれない。今ごろになって。 というのは、この人は明代の航海家。…

まど みちお さん

100歳でもボケていない人っているのだろうか、と思っていたら、いた。本名は石田道雄さんというらしい。作詞家だ。 「ぞうさん」という童謡の詞を書いた人。他にも「やぎさんゆうびん」など、ほんわかした雰囲気の詩を書いておられる。そして今も現役で創作…

ABUロボコン

アジアの大学生たちによるロボットコンテスト。今年はエジプトはカイロで開催された。優勝国は中国の科学技術大学。似たような名前の大学が多くあるが、これは四川省成都の大学のようだ。日本代表で出た金沢工業大学は予選で敗退。中国はベトナムとの決勝戦…

明天休息

明日はお休み。文化の日。中国語的に言えば文化節。そんな日は中国にあるかな。文化といえば、文化大革命を連想してしまう。 11月3日は文化勲章を渡す日か。この日のいわれは、日本国憲法が公布された日ということだ。その6ヶ月後の5月3日が施行されて憲法記…

東莞

中国広東省の広州とシンセンの間に東莞(トンガン)という町がある。香港から特急列車にのると、広州のすぐ手前の駅だ。ここもシンセンと並んで広州の工場地域、いや世界の工場といわれる中国を代表する工業地域といえる。それはそうなのだが、シンセンとは…