天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

さて、司馬遼太郎氏の本が愛読書の一つです。長編の歴史小説の他、エッセイなども面白いと思う。元々は、氏の「街道を行く」シリーズに中国バージョンが何冊か入っているので、それらを読み出したのがきっかけだった。また、氏は父親と生まれも育ちも違うが…

中国映画「櫻桃」(さくらんぼ)

月一回の現代中国映画会。今日は掲題の映画。貧しい農村で、女の子の捨て子を知的障害のある女が母親として育てる、という筋書き。母親役の女優苗圃(ミャオ・プー)は、美人女優として売れているらしいが、この映画では言葉も話せない薄汚れた女を見事に演…

陽光城(池袋のお店)

年に一度の人間ドックが終わって、午後の時間をいかに過ごそうかと思いつつ、足は池袋へ向かった。 以前、足を棒にしてたどり着いた中国物産の店。その名も「陽光城」。このお店、今は天津にいる郭さんも池袋にいた頃、買い物をしただろうか。 まず、この間…

長寿考

現時点で日本の最高齢者は112歳ということだ。明治30年4月19日生だそうだ。しかし114歳の方が「非公表」というふうに公表されている。(?) 過去の経過を見ると、非公表ながら114歳という年齢が時々あり、これが最高齢だ。とすると、私はちょうどその半分を…

誕生日の思い出

タイトルが小学校の作文のようで、かたじけない。実は明日が私のウン回目の誕生日。誕生日が楽しいのは子供の頃であり、明日になっても楽しいことは期待できない。しかし、私は3年前の誕生日を忘れられない。 3年前の6月25日は広州にいた。3年前は日曜…

「中国全省を読む」事典

以前も少し書いた、莫邦富(モーバンフ)氏の本。今年の4月の出版なので、かなり直近の中国各地の状況がコンパクトにまとまられている。これ1冊で中国通になった気分になれるかも。そして、読んでいると行きたくなるから不思議。不思議でもないか。 会社の…

「中国土地改革体験記」

秋山良照という方の書いたこの本を読んで、まず中国でこのような体験をした日本人がいたことに驚く。横浜の古本屋で本を手にした時は、このタイトルの意味することがわからなかった。中国の農業に貢献するために、土質の改革にでも携わった方かしらと思った…

中国の物乞い

最近日本で見なくなって、中国にあるもののひとつに物乞いがある。何故日本に無くなって、中国にあるかというようなことは自明なので、ここでは私が色々考えさせられた場面を紹介するに留めます。 よくあるのが観光地など、人の集まるところでタクシーを降り…

なぜ中国を書く

少しづつ、このブログを読んでくださる方が増えている気配。所詮自分で宣伝してみているだけなのだが。でも読んでくださって、時々反応が聞けるのはうれしい。少しのかたがたでも、読んでくださる方がいる以上、読むブログを目指している私としては、そう無…

北京行

来月、先輩と北京のツアー旅行に行きそうな気配。仕事で中国に行っていた頃、北京を通過しながらゆっくり観光をしたことがなかった。天安門から故宮を半日で見たことが唯一の観光だった。柳絮が舞っていた頃だった。 それが今回は、北京周辺の世界遺産を6箇…

中英街

労働節(メーデー)の時に行った深圳で、日本人の入れない「中英街」というところが不明のままだったが、このブログのリンクのおかげでその正体がわかった。 「中」はむろん中国を意味し、「英」は英国だが、とりわけ英国統治であった香港を意味していた。即…

中国語教室

五月から毎週土曜の午後は中国語教室へ通う。毎朝ラジオの中国語を聞いて、たまに勉強して、時々中国に行くだけではなかなか上達しないと思って通い始めた。が、そこで認識したことは、自分は結構話せるようになっているかもしれないということだった。 そも…

宋慶齢基金会日中共同プロジェクト委員会

昨日は莫邦富先生と題しながら、あまり突っ込んでいませんでした。ま、著作を拝見しながらいずれゆっくり書かせていただきます。 その後援は日中友好協会からお知らせがあったのでしたが、主催はJCCという団体。それは何かな?と思ったら、掲題の「宋慶齢基…

莫 邦富(モーバンフ)先生

先日、日中友好協会八王子支部の案内で、莫邦富さんの講演を聞きに行った。「中国を読む」という本で彼の名前を知ったのだが、ジャーナリストとして幅広く活躍しているらしい。博報堂の顧問でもあるらしい。最近の著作は「中国全省を読む」というタイトルの…

天天反省

面白き、こともなき世を面白く、住みなすものは、心なりけり 高杉 晋作 この世にて、生ある限り慈しみ、また想われて、心愉しむ

日中友好協会

先月から地元で中国語会話教室に通っている。何でもそれは日中友好協会という団体が主催しているということだった。日中友好協会というのは、いくつもあるらしい。私の勤務している神田、神保町界隈に本部が二つある。 文化大革命の解釈が異なったために分裂…

中国の麻雀事情

中国では、麻雀のことを麻将と書く。文化大革命の頃だろうか、一次禁止になっていたと聞いたことがある。が、今は農家の庭先などでおばさんたちがやっている風景が写されるのだから、問題なく庶民の遊びなのだろう。私の友人たちも、国慶節や春節のときに田…

池袋 中国街

知っている人は知っている。東京にいる中国の人なら大抵知っている池袋の中国街。横浜の「中華街」と区別して「中国街」。横浜は、日本人が中華料理を食べに行く。池袋は、東京で学び、働く中国の人々が母国の食材を買ったり、食事をする場所が点在している。…

めざせ日本語教師

日本語教師という職業がある。外国人や、中国から帰国した残留孤児に日本語を教える仕事だ。それだけ聞けば別にどおと言うことはない。国際化や残留孤児の方々に役立つ仕事。日本への留学生と交流しながら、日本を紹介する仕事。とてもいい。 しかし、この仕…