天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

長寿考

 現時点で日本の最高齢者は112歳ということだ。明治30年4月19日生だそうだ。しかし114歳の方が「非公表」というふうに公表されている。(?)
 過去の経過を見ると、非公表ながら114歳という年齢が時々あり、これが最高齢だ。とすると、私はちょうどその半分を今日過ぎたところらしい。仮に自分が最高齢者になるとしたら、まだ今まで生きてきた長さをもう一回繰り返さなくてはならない。それはカンベンしてほしい。では一体何歳まで生きたいのか?神のみぞ知る。
 ちなみに就労可能年齢は67歳とされている。おいおい、あと10年か。就労不可能になってから結構長いぞ。10年あるいはそれ以上働くにしても、問題は何をして働くかだ。所謂勤め人としても、何をしているか。自分で納得できる時間を過ごせているか。それが最も重要なことだ。その点では自分はよく考え、思い切って行動する必要があるに違いない。
 モットーである「生涯現役」が貫けるとしたら、まだ先は長いので、いや長い可能性は有るので、慌てなくてもいいかもしれないが。日々充実していなければ生きている意味が無い、と思う。
 67歳という年齢は微妙だ。この年齢でサラリーマンを卒業する人が周囲に確かにいる。就労年齢というものを誰かが決めると、それを基準に仕事をやめ、あるいは定年としてクビを切る。はっきり言って元気さ度合いは、もう我々の年齢くらいから個人差が激しい。
 先日、中国の高齢者の村というのをテレビでやっていた。100歳を超えたおばあさんが、毎日山へ柴刈りにゆくという。足を踏み外せばまっ逆さまに転げ落ちそうな山だ。これぞ生涯現役組。「山へ芝刈り」なぞ、日本昔話のような話だが、中国現代話なのだ。やはり体を使い続けることが長寿の秘訣なのだろう。そして食べるのは粗食。
 昔、富士山登山競争に誘ってくれた先輩のモットーは「生きてるうちは元気よく」というものだった。趣旨は生涯現役と同じだが、よりその趣旨が具体的で分かりやすい。中国には現役老人がさぞいっぱいいらっしゃることだろう。
 自分的には、日本人なので日本的現役老人を目指したい。とりあえず明日は人間ドックだ。