天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

中国の治安

来月、上海へ行くぞと中国の友人にメールで伝えたところ、財布を取られて身分証明書が無くなったと言ってきた。すぐに田舎に帰って再発行の手続きをするらしい。警察に盗難届はしたのだろうか。以前、武漢で私が財布をなくしたときは、この友人に付き添って…

歴史観

曇り空の休日。団地の一斉除草を終えて、缶ビールで休憩したあと、積み上げてあった日中友好新聞の整理をしていたら、ふと過去の記事が目についた。 「誤った『歴史観』広げる恐れ NHKドラマ『坂の上の雲』を考える」という見出しで、奈良女子大学名誉教授の…

梅蘭芳(メイランファン)

久々に現代中国映画上映会に行くことができた。今月の映画は「花の生涯」で、梅蘭芳の物語。実話であるとのコメントが入っていた。2008年の作品。約2年前、中国の本屋では彼のことを書いた本が色々売られていて、1冊買って帰った。写真のたくさん入っ…

上海行き

かねての勝手な計画通り、来月に上海へ行くことにした。いつものことながら、どうやって安価な切符を手に入れようかと思案する。大抵はネットで飛行機を予約するのだが、色々なサイトがあるので、あっちではどうか、こっちではどうかと面倒だ。 今回は、格安…

青島毛子埠抗戦記念館

掲題は、チンタオマオズブ抗戦記念館と読む。中国語と日本語が入り混じった名前。これを紹介しておこう。これは、日中友好協会、とりわけ八王子支部のメンバーの活動の一端である。と偉そうに書いているが、詳しいことはよくわからない。 報告によれば、1958…

「中華人民共和国史」

掲題の新書を読んでいる。天児慧著。今まで中国の近現代史の本は少しく読んでいるので、その事実を確認しているという感じの読み方。このタイトルでは、当然毛沢東以降のことが中心に書かれている。革命政権成立以降のことだ。 しかし、ここに至る歴史として…

三国志

三国志を読んでいると、これはいかにも中国の話だーという感じがする。しかし、戦いで相手の将の首を取るというのは、日本の戦国時代でもやっていたことだ。この風習も中国から伝わったのだろうか。おそらく戦いの基本は万国共通だと思うがどうだろう。ヨー…

卓球大会

ロシアで卓球大会をやっている。2年前には広州でやっていた大会。あのとき、たまたま広州にいて見に行ったのだった。同じような会場設定でやっているが、観客はほとんどいない。広州の時の方がまだいた。中国のお家芸ということもあったろうし、愛ちゃんは…

1年経ちました

天天日記を書き始めて、今日でちょうど1年が経過した。この間、アクセス数は約3200回。日記を書いた日数は今日を入れると275日となる。始める前に、注意事項などのご指導を頂いたり、継続的にご覧いただいている方々、毎日サボらず書けと励ましてくれる方、…

JCC中国講座 高齢者大国

「高齢者大国 中国の社会福祉をめぐって」 講師:日本女子大学 人間社会学部 沈潔教授 人口の多い国として知られる中国は、当然比例して高齢者も多くなる。現時点では65歳以上の高齢者人口が1億5千万人を超えており、日本の人口より多い高齢者社会になっ…

国立新美術館

先輩から展覧会出品のご案内をいただき、早速見に行った。場所は国立新美術館。国立(くにたち)にできた新しい美術館、ではない。国立(こくりつ)の美術館で六本木にある。しかし最寄りの駅は乃木坂だった。 本日の5時から男としては、まず運動不足解消に…

レトロな街 三軒茶屋

ディープな東京、レトロな街という触れ込みで三軒茶屋の紹介記事を見た。ところへ、そこで仕事をしている先輩と会うことになった。そこで、三軒茶屋で会いましょうと提案して、現地視察に行った。それが昨日。写真を撮ってこなかったので、言葉で説明すると…

Diary Heaven Heaven

このブログ「天天日記」に書かれているキーワードが検索対象となり、参照に供せられていることがある。その検索結果の一覧に乗った「天天日記」の英訳するというボタンをためにクリックしてみたところ、まずタイトルが掲題のように「Diary Heaven Heaven」と…

労働実態

中国情報局という、中国ウォッチャーサイトがある。ここを見ていると色々気になることがあるが、その中で現代版女工哀史の実態があった。一部を引用させてもらう。 「ある従業員の話によれば、厳しいルールの中毎日10時間程度単調な仕事をこなし、10人ほどが…

会社挙げてのゴミ拾い

業界紙などを見ていると、1社ならず公園の掃除やゴミ拾いを社長自ら参加して、社会貢献をアピールしている記事が目につく。毎年恒例であったり、何かのタイミングでそのようなことをしたりする。しかし、例えば保険会社に消費者が期待していることはゴミ拾…

食文化

中国食品の汚染問題はあるが、それは置いといて中日両国の食文化について一言。 私の好きな場所の一つである広州は、「食は広州にあり」という言葉があるくらい美味しい中華料理で有名。なんでも食べるということでも有名。日本では食べないが、中国では食べ…

言論の自由

中国も言論統制に限界が出ている。つまり、インターネットでの書きこみは取り締まりができない。ネット警察のような部隊が大勢いて、常にメールの点検や、怪しげなサイトが中国で見られないようにするなどの対策をしているらしい。 しかし、健全なサイトに自…

明日も出社

連休明けのフル1週間は長いな。明日も出社する必要がある。昔を思えばぜいたくなことを言っている。昔でなく、今の中国を思ってもぜいたくだな。中国は日本に比べて休日が少ない。年休はみんな取っているのだろうか。少なくとも私の知っている友人は休日が…

中国映画「黒砲事件」

ここ数カ月、会員になっている現代中国映画の上映会に行けてない。というのが理由ではないが、今日は日中友好協会東京都連合会というのが主催する、水曜文化講座中国電影世界に行ってみた。場所は神保町付近で日中友好協会の本部である東方学会ビルというと…

感動した!

一日2杯のワインが健康にいいというので、赤ワインを2杯飲んで気分が良くなった。その勢いで「感動した!」ことを書いてしまう。この言葉は小泉さんが首相時代に大相撲の表彰式で発した言葉だ。 小泉さん論議はちょっと置いといて、私がさっき「感動した!…

格差社会のもたらすもの

中国の経済力は、農村と都市の格差に負うところが大きかった。この構図ももはや難しくなってきている。人民は差のあるままの状態を是認したままでいるはずがない。公平ではないからだ。 一方、日本は構造改革、小さな政府、民営化路線のおかげで格差社会にな…

「分かち合い」の経済学 

昨日は、安く本を手に入れて喜んでいたが、今日はこの神野直彦氏の本を読んでいて、こんなに安く買っていいのだろうか、と思った。小説が安くてよくて、新書になるような論説やエッセイは高くあるべきという意味ではない。古い小説本は、本としての製品自体…

物の値段

本日、古本屋を回って吉川英治「三国志」の2〜8巻を購入した。なぜ2巻からかというと、うちの書棚に書店の紙のカバーをかけた文庫本が一から八まで番号が振って並んでいた。家内が昔買ったものと思われる。一冊目を手にとってみると「三国志」とあった。…

WTO徹底批判

スーザン・ジョージの本。2002年に出版されているので、先に読んだ「なぜ世界の半分が飢えるのか」という彼女の名著(と私は呼ぶ)に比べると最近の本ということができる。内容がWTOに集中しているだけに、その実態がよくわかるし、よく調べて分析してい…

5月の手紙 Letter for May

I got a letter from Danielle as usual. It says as follows;May 2010Dear Friends,May is one of my favorite months of the year, and Mother's Day is definitely my favorite holiday. I always say that. I get presents, and celebrated, and I don't…

唐 亜明さん

私とほぼ同年代の中国出身の人。現在は日本で活躍されている。日本語が達者。苦労して日本語を身に付けた。彼の日本語の先生は、中国人を愛し結婚した日本人女性だった由。彼女も、唐さんも文化大革命では大変な苦労をしている。 唐さんの「さくらの気持ち …

歌番組

久々にテレビの歌番組に釘づけになってしまった。チャリティ歌謡ショーだった。いい歌をいっぱい聞かせてもらった。少し紹介して感想を述べさせてもらう。 「ジュピター」平原綾香さんの唱う歌。これは、新潟地震の時に被災者の方々が励まされた曲。今聞いて…

5月のこと

5月3日は憲法記念日ということで、国民の祝日。子供の頃からこの日は憲法記念日だった。子供の頃は、あたりまえだがその意味も深くは感じなかった。昭和史を読んで、憲法をめぐる当時の経緯を垣間見るにつけ、よほどのことがなければ簡単に変えるものでは…

もう一人のスーザン

スーザン ソンタグがその人。週刊ブックレビューでジャズの坂田さんのお勧めが「同じ時の中で」だった。試しに著作を調べてみたら邦訳されているものだけで、こんなにあった。 『反解釈』 竹内書店(選書版) 1971年 ちくま学芸文庫 1996年 『死の装具』小説…

上海万博開幕

本日上海万博が開幕となった。2008年のオリンピックに続いて、中国で行われる国際的イベント。中国の景気も万博までだと言われていた万博がとうとう始まったわけだ。はたして万博後の中国経済はどうか。 万国博覧会というのは、ときどき行われている。日…