天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

Diary Heaven Heaven

 このブログ「天天日記」に書かれているキーワードが検索対象となり、参照に供せられていることがある。その検索結果の一覧に乗った「天天日記」の英訳するというボタンをためにクリックしてみたところ、まずタイトルが掲題のように「Diary Heaven Heaven」と出てきた。内容の文章は結構読める英語だったが、タイトルがこれでは、所詮機械翻訳はこの程度のものか、と一瞬思った。が、機械的な翻訳としては無理もないことだった。
 というのは、日本語で書いているのに「天天」だけ中国語が混じっているのだ。「天」の意味は日本語では確かにHeavenだ。日という意味はない。日本語の「日々」が中国語で「天天」とか「毎天」になるのだった。それでわざわざ中国語のタイトルをつけていたのだが、機械的翻訳は、これを日本語として英訳したのだ。
 さて、この文章の中で、英語のまま言葉を使うこともある。そんなときはそのままの英語が出てくるだろうか。他に変えようが無い筈だから出るだろう。それはともかく、近代以降にかなり多くの日本語の単語がそのまま中国語になった。日本語が中国に輸出されたのだ。その単語は漢字でできている。漢字は元々中国から日本に来たもの。しかし近代以降に出来た新しい概念を表現する言葉は、その漢字の組み合わせで日本人が作った。中国本家のような「共産主義」という言葉も、実は和製中国語ということだ。現在のほとんどの社会科学用語は同様なことらしい。
 それほど、文化交流が進んでいるともいえる訳だ。第3者(英語側)からみると、ややこしくて困るだろう。しかし、我々当事者同士はその分だけ他の外国語より理解がしやすいはずだ。従って、もっと理解しあわなくては。「理解」という言葉も同じだ。中国語になっている。