おまたせ回想録第２弾。（去年の５月の記録） 広東省の南西に位置する開平に行ってみようと思ったのは、ＮＨＫのテレビ番組で、畑の真ん中に古い洋館立ての建物がニョキニョキと建っており、そこが世界遺産に指定されたということを知ったからだった。広東省…

中国と関係の無いことを書くのは、このページの趣旨ではないが、富士登山などスポーツの話題もあったということで、今日はゴルフ。記念すべき日になったので、ここにも書いておきたい。自己ベスト(77)が出たというだけのことではあるが、この歳になって出た…

予定通り、富士登山競争に参加した。家から車で１時間強で会場付近に着いてしまった。受付を済ませて資料を見ると、以前参加していたのはもう２０年ほど前のことだった。おなじみの富士吉田市役所の裏庭が開会式などの会場になっている。参加者数は頂上コー…

テレビでは、大雨やら、山の事故やら、富士山の落石やら天災事故があいついで報道されている。その富士山に今週の金曜日に行く予定。富士山頂へは、数年前に息子と二人で登ったが、登山競争に参加するのは１０年ぶり、いやそれ以上だろうか。 最近の体力回復…

オールド上海から現代にかけて生き抜いた母子家庭の物語。2003年の映画。日本語タイトルは「ジャスミンの花開く」。訳語のまま。 1937年からの物語で、途中日本軍の行進を二階から見たり、紅衛兵が出てきたりして、時代の移り変わりが見えるようになっている…

旅から帰って二日目。昨日は仕事帰りのSWIMも意地で実行。疲れが回復してきたので、今回のツアーのいきさつを、記録として書いておこう。＜人民大会堂＞ 格安ツアーということで、往復の飛行機代を考えるだけでも安いと言うことだったので、話に乗った訳です…

予定通り、ツアーの北京旅行に参加して無事帰国。 これはご存知天安門。過去に2度も事件があった。写真の日は朝早いので天安門広場にはまだ人が少ない。中国の空はだいたいこのような色をしていて、青空はめったに無い。 三日目にはツアーを離脱して新幹線に…

司馬遼太郎氏の随筆に「米のこと」と題した一文がある。数十年前のことで、日本の農家が政府に対して「米の買い上げ価格を引き上げろ」という運動をしていた頃に書かれた文章のようだ。 需要と供給の原則を離れた制度の中での騒動だった。そこで、司馬氏はそ…

魯迅に触れたからと言う訳ではないが、中国の現代小説について一言。 まず、現代の中国人作家の小説で印象に残っている作品を列挙すると、「満州国物語」から、「神なるオオカミ」「中国農民調査」の3冊だろうか。ほかにも「転生夢現」だとか「丁家の人々」…

魯迅の「故郷」という短編がある。彼が小説家として生計を立てられるようになってから、生まれ育った故郷の家をたたんでそこに住んでいる母と甥を自分の家に連れて行くときのことが書かれている。その時に、近所の人々が皆、彼の家のものを持ってゆこうとす…