天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

明日から師走

11月が今日でもう終わり、明日から「師走」。12月のことを師も走るくらい忙しい月なので、日本ではこのように呼ばれるようになった、と教わった。一般の会社では、年度末やこの年末が大変忙しい。営業部門は特にそう。中国ではどうだろうか。中国の会社…

「大閲兵」

中国映画「大閲兵」を見た。大閲兵とは、中国の国慶節(建国記念日)に天安門の前で行われる行事だ。中国建国の1949年以来、1959年まで毎年行われ、以後10年ごととしながら、その後文革の混乱で1984年まで行われることがなかった。大閲兵が復…

一般的星期六

土曜の朝は、早く起きた時はまずジョギング、そのあと8時半のTV番組週間ブックレビューを見ながら朝食。午後は中国語会話教室に出かけ、夕方帰宅。というのが普通の土曜日。 しかし今週は、お疲れで早朝ジョグはできず、8時30分にTVの前に行ったが、…

かたつむりの家

中国では「かたつむりの家」というテレビドラマがはやっているらしい。ホームドラマだ。こういうものを皆が見るようになると、次第に生活格差があることに疑問が生じるのではないだろうか。 見ていないのによく言うが、日本でもそのような番組が作られるよう…

始まっている未来

これは本のタイトルだが、確かに現在は過去から見れば未来だったのだ。ちがう、このタイトルの意味はそういうことではない。従来の生き方ではない、次の時代の生き方がもう既に始まっているということなのだ。 本当に始まっているだろうか。著者は希望的観測…

社会的共通資本−幸福の条件

最近、漠然とではあるが、人間の生きがいというのは、ひたすらお金を稼いで贅沢をすることではないのではないか、もっと心から楽しめるものがあるはずで、そのことを皆が認識しなくてはいけないのではないか、というようなことを感じていたら、それを理論的…

文革考

毛沢東の死後、四人組が葬り去られ、その結果訒小平により改革開放路線となった。そして中国の今が有るわけだ。仮に、毛沢東の死の直後の権力闘争において、四人組が他のメンバーを抹殺していたら、中国は今頃どうなっていただろうか。 現在手に入る情報では…

政治経済の問題

政治は難しい。とりわけ経済政策は難しい。 戦後日本の経済は、高度経済成長期を通して、戦争の敗戦国であるにもかかわらず、アメリカにつぐ経済大国となった。その背景には日本人の勤勉さがある。勤勉に加えて、教育があったことも見過ごしてはならない。戦…

ラスト・ラン

雨模様の東京を後にして、車は中央高速を山に向かって走る。荷物も無く、一人で車を走らせるのは実に軽快だ。笹子峠のトンネルを抜けると、天気は薄日すらさして来る。山々は、緑とオレンジのまだら模様の衣を着たよう。 道路は渋滞も無く、エンジンは俺の右…

国際交流まつり

海外の日本語教師の集まりがある、と聞いて今日は、中国語教室を欠席してそちらに出かけた。場所は北浦和の日本語国際センター。駅を出て、右に歩いていくと案内が出ている。 ここは国際交流基金という団体の研修センターのようなところ。海外で日本語教師を…

古い本と新しい本

古い本は、古本屋で売っているものにしろ、版を重ねているものにしろ、古い時代に書かれて今でも流通している本ということだ。即ち古いが今でも読者を得ている。それほど読みごたえのある本たちということだろう。 一方新しい本は、いろいろ。とりあえず出版…

モンゴルの人

モンゴルの人といえば、日本ではお相撲さんという時代になった。それくらい、日本人の相撲人口が減ったとも言えるし、むこうの人が強いということだ。モンゴル相撲という伝統的競技で鍛えていると、日本の相撲にも通用するのだろう。 ところでモンゴル人の気…

中国の民族

あの広い中国は、当然単一民族ではない。最近はウイグル族だとか、チベット族だとかの問題が再燃して報道されている。しかし、そのほかにも約50の少数民族が中国の地で暮らしている。メジャーというか、少数ではない民族は漢民族。私の中国の友人たちも皆…

愛車よどこへ行く

この前、家に帰って来たときに駐車場の愛車の隣の車がいなかったので、横からの全貌が見えた。 悪くないスタイル。これが今週でいなくなってしまう。今更ながら気に入っていた車を手放すのは惜しい。マフラーを直せばまだまだ静かに走る。こんな車に乗りたく…

またやってしまった

新聞広告に魅せられて本を買うのは危ない、ということを以前書いたような気がするが、またやってしまった。読みながら、つまらなく感じている本「日本語教のすすめ」。日本語教師の試験結果を待ちながら、また来年の受験や、日本語を教えることに対するモチ…

甘苦上海

久々に何も予定の無い休日。新聞の最終ページに、この前までこの新聞の連載小説だった「甘苦上海」の著者、高樹のぶ子さんが連載を振り返って一筆書かれていた。 連載小説そのものは、始めの頃は中国上海が舞台というので興味深く読み始めた。が、中年女の男…

Kaleidoscope

日本語で「万華鏡」。最近読んだDanielle Steelの本。あらすじを書いてみる。 第二次世界大戦で、ヨーロッパを転戦しフランスの開放に参加した二人の米兵の話から始まる。戦場で命を共にするかけがえのない友人同士だった。その二人が、パリでフランス人の戦…

北京格安ツアー(4)

*日中友好協会 八王子支部ニュースより 二日目の朝、朝食の後にホテルの売店で、翡翠のブレスレットを見て値踏みを友人と行った。この日は、最初にパンダを見物。その後に、北京の国営翡翠専門店とやらに向かった。そこで、日本語で翡翠の説明を色々と聞い…

好久不見

好朋友3人とお酒を飲んだ。一人は6年ぶりの後輩。一人は1年ぶりの先輩。もう一人は1ヶ月ぶりの同期入社。みな元いた会社の仲間。いろいろ近況報告やら情報交換をして楽しいひと時だった。 その後輩の同期は私と少し前一緒に仕事をして、今中国にいる。な…

昭和史(戦後篇)完読

昼休みの楽しみとしてチビチビ読んでいた、半藤一利氏の昭和史を戦後篇まで読み終えた。 この本については前にも書いたが、最後のほう、つまり現代に近い部分がどのように書かれているのか楽しみだった。が、あまり書かれていなかった。理由はまだ歴史になっ…

久々の中国語教室

先日の土曜日、約1ヶ月ぶりで中国語会話の教室に顔を出した。少し参加者が少なかったのは、日中友好協会多摩支部主催の海南島旅行に三人ほど参加しているためだった。また海南島だ。ただし、この旅は海南島にいる元慰安婦を訪ねるコースが入っている。これ…

サラム

イラン人作家シリン・ネザマフィが留学生文学賞を取った作品「サラム」。こちらは、アフガニスタンの少女を題材にしたもの。これまた自分の日常性からかけ離れたもの。しかし舞台は日本。難民認定をめぐる物語。 これはきつい。途上国の問題とか、同情とか、…

千代田区水泳大会

以前から誘われていた水泳大会の日が来た。年長者(高齢者)の同好の士がグループを作って、リレーなどの種目に参加するのだ。私はBチームの数合わせ要員として参加。エントリー種目などはすべてあなた任せでいたところ、6種目にエントリーされていた。た…

中国のお土産

中国のお土産をもらった。中国によく行くほうだと思っている自分が、人から中国の土産をもらうのは、何か嬉しい。行った先は海南島だそうだ。広州から更に南の島。過去にはいろいろあり、歴史的には問題をかかえる場所ではあるが、今やすっかりリゾート地と…

火車

中国語では火車と書いて自動車のこと。日本はエコカーブーム。以前、エコカー購入を検討して、本当のエコは今の車を乗り続けることと得たり。のはずであったのに、買い換えることになった。火車のせいで家計が火の車になってしまう。 今の車は、ある意味いわ…

外国人の日本語文学

最近、外国人女性が日本で文学賞を取っている。中国人の楊逸(ヤン・イー)さんとイラン人のシリン・ネザマフィ。前者の「時が滲む朝」と後者の「白い紙」。 私的には後者がとても新鮮だった。イランの国情の中での人間模様が描かれていて一気に読める。一気…

碧水湾温泉

今回の広州旅行では、1日を温泉に行った。碧水湾温泉といって、実は3回目となる。1日で日帰り旅行で楽しめる手近な温泉。似たようなところもあるが、知っているところであれば失敗が無いという保守的な考えもある。今回行ってみて気づいたのは、この場所は次…

広州レポート

建国60周年を迎えた中国を見る。ということでよく知る街、広州へ行った訳だが、そこには相変わらずの雰囲気があった。 朝早くから、夜遅くまで活動している街。夜遅くまでビルの電気がついているというだけではなく、人々が結構遅くまでうろうろしている。お…