天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

中国のお土産

 中国のお土産をもらった。中国によく行くほうだと思っている自分が、人から中国の土産をもらうのは、何か嬉しい。行った先は海南島だそうだ。広州から更に南の島。過去にはいろいろあり、歴史的には問題をかかえる場所ではあるが、今やすっかりリゾート地として海外からのビジターも多いところだ。お土産にもらったモノは次のとおり。

+まずコーヒー:これが中国のお土産になるとは思わなかった。インスタントコーヒーと、ミルクと砂糖が一つの袋に入っている。お湯を入れるだけでさっと溶けて甘いコーヒーが飲める。一時期、かなり前に日本でもあったような気がする。今では中国独特の雰囲気を出している。この前、広州でも飲んだのだった。確かに楽しいお土産になる。
+ザー菜:ザー菜と他の豆類の野菜が辛油につけてある。ハッカクの香りが強いので、口に含んだとたん気分が中国になる。ご飯に乗せて食べると美味しい。ただし美味しいと思うのは、私を含めて辛いのとハッカクの香りが好ましいと感じる人に限定される。
+黄色の醤:黄色の唐辛子の醤(ジャン)だ。好みで料理につける。これも辛いが、なかなかいい味がしている。
+そして苦丁茶:一葉茶として北京旅行で買ったものと同じ。この葉の産地はそもそも海南島らしく、北京で買ったものの箱にも海南島産とあった。ウチの葉っぱを見せたら、今回の土産のものは葉が小さいとのことなので、若葉を選んで摘んだ高級茶葉らしい。
 中国食品というと、どうも敬遠されるが、私は気にしないどころかウェルカム。日本の食品偽装騒ぎも記憶に新しいところ。
 食品以外の中国のお土産といえば、以前スワトーの刺繍のハンカチをもらったことがある。自分でも買ったのは、仏山の切紙細工。「剪紙」というやつ。刺繍の画なんかもあったな。あと最近は本を買ってみたりするが、スラスラ読めるレベルに至っていない。着る物はいまいち。靴も買ったがいまいち。何がいまいちかというと、品物と値段の関係では日本で買ったほうが断然いい。中国の高級百貨店で買う衣類は高いような気がする。中国の富裕層ねらいで、高いほうが売れる、と言うヤツなのかもしれない。
 東アジア経済圏というのが成立すると、関税が無くなり、物の流通が更に増えるはず。庶民の暮らしに影響するようなレベルには、まだ時間がかかるのだろうか。