天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

開平の番組

中国広東省の開平に1833もの楼閣があり、2007年に世界遺産になった。一昨年これの一部を見に行ったが、その由来を説明した番組が放映された。そのビデオを貸していただいたので見てみた。開平の土地柄などを知ると、改めて行ってみたくなる。香港へ繋が…

披露宴

最近夫婦となった息子夫妻の、仲間内の結婚披露宴に出席した。青山の料理の美味しいレストランを借り切ってのパーティーだった。セレモニーとしての式は2週間前に済ませ、新婚旅行にも行ったあとのパーティーなので、気楽に、という趣旨のものだったが、仕事…

セント・パトリックス・デー

まだ3月になっていないが、ダニエルからのオキマリメールが届いた。春の兆しが楽しい。寒い冬が終わり、薄着をして外に出られるのが嬉しいとか。そして、彼女はアイリッシュではないが、St. Ptrick's Dayが楽しみと書いている。 そこで、そのセント・パトリ…

四川大地震

2008年北京オリンピックの直前に発生した四川大地震。今もその復旧には色々努力している人たちがいる。しかし、その発生直後から今に至るまで、中国政府の対応に疑義をはさむ人たちがいる。私は直接見聞きした訳ではないので、このような書き方になる。 …

チベット問題

ダライ・ラマが中国から国外に逃れて久しい。チベットの人たちは敬虔な仏教徒で、何事も無ければ好んで暴動を起こすような人たちではない。 新聞によれば、ダライラマとオバマ大統領が会えば、中国は報復措置を取るとしながら、具体的にどうすると決めかねて…

上海キャンディ

棉棉の上海キャンディを最後まで読んでみた。はじめの印象より、意外といいカモしれない。初めの部分ではエロ黒、ドラッグ描写ばかりのようで、読むのがいやになるようなところもあった。終盤はまとめに入ったという訳ではないと思うが、ストーリーの中の過…

广州到武漢火車時刻表

しかし便利になったものだ。中国の新幹線の時刻表が当たり前のようにネットで見れる。(「見れる」は「見られる」の「ら抜き言葉」として認知されている)チケットの購入まではできないが、e-チケット方式なら電車の切符もネットで買えそうだ。 これは便利に…

新婚旅行

先週式を挙げた息子たちが、新婚旅行から帰ってきた。サンフランシスコとラスベガス、グランドキャニオンに行ってきた。私は1987年に研修で行った場所だ。懐かしいと同時に、20年以上経っていて殆ど景色は変わっていないことに、感慨を覚える。 グランドキャ…

中国茶図鑑

中国茶を毎日飲んでいるが、まだそれほど詳しい知識があるわけではない。床屋に行ったついでに本屋を視察。未読の本が部屋の書棚にまだかなり並んでいるので、「しばらく本は買わないぞ」と思い、見るだけ。単に視察なのだという決心で、文芸逡巡?ではない…

「中国人の歴史観」劉傑著

この本によると、中国人は大雑把に大別して、「知日派」と「非知日派」とに分かれる。意味は読んで字の如し。それぞれ、どういう人かというと、「知日派」というのは日本を知っているだけでなく、日本引きにな人たち。一度日本に来たりすると、たいてい知日…

To Love Again

これは、ダニエル・スチールの1981年の作品だった。デビューして数年、まだ数年ということもありストーリーが特に斬新ということもなく、引き込まれるということも無かった。しかし、ラヴストーリーとしての描写はダニエルならではのもの。こんな愛情の…

上海キャンディ など

「上海キャンディ」という本を読んでいる。作者は棉棉という女流作家。以前、「北京ドール」と「上海ベイビー」というのも読んだ。どれも女性による自己体験的な本。「ポルノか新人類文学か?」という帯もついていた。(上海ベイビー)今読んでいるのも、も…

08憲章

08憲章というものを、ひょんな機会にネットで発見した。もう1年以上前だったか。日本語に訳されたものであったが、書いたのは中国人だった。新聞によれば、これを起草した劉暁波という作家が懲役11年の実刑判決を受けた。奥さんの劉霞さんが、判決文を報道…

勉強する人、した人

子供の頃、勉強をすると豊かになれる、と教えられていたような気がする。そのように思って、すなわち将来の自分のために勉強はしなくてはならない、と思っていた。というか洗脳されていたのだろう。洗脳と言うほど大げさなものではないが、世の中全体がそう…

冬の軽井沢

軽井沢で長男が結婚式を挙げた。周りの景色はこんなだった。 式を挙げたのは内村鑑三のゆかりの教会で「石の教会」というところだった。牧師さんはうまい事を言う。「愛せる」と「愛する」とはちがう。「愛せる」というのは、相手に対して愛すことができる理…

アメリカのこと

日本ではアメリカ合衆国のことを「米国」と書き、中国語では「美国」と書く。これは中国人がアメリカを美しい国と思っていて、日本人はアメリカに米が沢山あるとでも思っているのか、というとそうではない。ベイコクとメイグオ。どちらもアメリカという英語…

北京格安ツアー(7)最終回

日中友好新聞の八王子支部版に連載してもらっていた私の北京・天津旅行記がようやく最終版となった。 ○北京−天津 新幹線の内部 さて、その夜、私は連絡してあった現地の友人と、旧交を温めに出かけた。同行の友人は、ホテルの住人に、天津の夜が思い出に残る…

建国記念日

今日は日本の建国記念日。これは、中国の国慶節に該当するものかというと、大間違い。中国の建国は60年前だった。これは、共産党による中国の現代的な意味での統一が果たされ、今の国家体制が作られた日だった。毛沢東が天安門で高らかに中華人民共和国の成…

台湾問題

「中国人の歴史観」と言う本がある。劉傑という人が書いている。現在は早稲田大学の教授。北京生まれの中国人。これを読んでいると、確かに中国の近代史について、日本の歴史家や学者が書いたものと視点が少し違い、捉え方が異なる気がする。とても興味深い。…

蒼穹の昴

NHKの番組で「蒼穹の昴」というのをやっている。浅田次郎氏の本が原作。日中共同制作ということで、西太后役が田中裕子さん。中国人役者の中に混じって堂々たる演義。中国語は本人の音声なのかな。ともかく音は中国語で日本語字幕が出るので、ヒヤリング…

忍者と現代社会

「ペルシャの以幻術師」というタイトルの文庫本を読んだ。掲題の作品の他、短中篇が数編乗っている。司馬氏がなぜペルシャ、と思ったらモンゴルが攻撃した先の国であった。そしてその他の作品は、伊賀の忍者を題材にした作品だった。どれも司馬氏の初期の頃…

「中国人と日本人」邱永漢

ご存知邱永漢氏の本。一頃話題になった本ではなかったか。1993年に出ている。天安門事件の数年後という時代背景、と言うほどではなく、ついこの間のことのように感じる。というのは、今読んでも十分に参考になる。何が参考になるのかというと、日本人にとっ…

「月刊 日本語」の記事

月刊日本語という月刊誌を購読している。3月号が今日届いたのでふと見ると、ナナナなんと!昨日お会いした、武漢の日本語教師の方が載っていた。 「今、シニア教師がアツイ」という特集で、その方を含めて、4人の方々の紹介記事が掲載されている。驚いたの…

日本語の先生

中国は武漢の大学で日本語の先生をしていらっしゃる方にお会いした。もう通算7年目で、場所は3箇所目とのこと。武漢の前は蘇州と南京だった由。それぞれの街の様子や、中国の大学生たちの動向など、現場で体験していらっしゃる方のお話は説得力がある。 自…

「支那」

「支那」という呼称が、中国をバカにしているという話がある。話ではなく、事実中国人からすると日本人に支那と呼ばれるのを毛嫌いする。と中国の人が書いている。この語源は「秦」から来ており、英語のChinaと同じ。どうして日本人が使うと嫌がるのか…

今日は金沢出張

昨日から日本は雪模様。昨日の朝はこんな雪景色の中、家を出た。 駅に着くとこんな景色だった。 なのに今日は北陸金沢まで、飛行機で出張。雪を心配していたら案の定、羽田で「天候によっては羽田へ戻る」という条件付で乗り込んだ。 搭乗してこんな写真を撮…

Daniellからの手紙

明け方、携帯電話がプルプルと鳴って、メールが届いたことを知らせた。Danielle Steelからの月例メールだった。毎月、月初めにくるやつ。今月は記念日が少しあり、まずバレンタインデーのことが書かれていた。 愛する人がいる人、愛されている人にとってはと…

2月の写真

日中友好協会カレンダーの2月の写真。中朝友誼橋と断橋。 正面に大きく写っている橋が、中朝友誼橋といって、中国と北朝鮮との境になる鴨緑江にかかる。煙って見える川の向こうは朝鮮。右側の橋は断橋といって、朝鮮戦争のときに米軍によって爆撃され、途中…