天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

中国茶図鑑

 中国茶を毎日飲んでいるが、まだそれほど詳しい知識があるわけではない。床屋に行ったついでに本屋を視察。未読の本が部屋の書棚にまだかなり並んでいるので、「しばらく本は買わないぞ」と思い、見るだけ。単に視察なのだという決心で、文芸逡巡?ではない、文芸春秋芥川賞は該当なしという一言を見て終わり。該当作品が載っていれば買うところだった。
 新書棚を視察していると、「中国茶図鑑」というのが目に付いた。サイズは新書だが、これは図鑑。写真と解説で中国銘茶125種が載っている。中国茶の説明や、おいしい入れ方なども写真入り。お茶を入れることを茶芸とよぶ。その茶芸の写真解説だ。巻末には銘茶327のリストや簡単なお茶に関する歴史年表がある。おまけにお茶の買い方の解説まで記述がある。
 これは読み物ではなく、参考書なのだ。買わない決心に反するものではない、という言い訳を考えながら購入。125種の銘茶は中国にいれば揃えて喜ぶこともできるが、日本にいては無理だろう。327種おいておや。しかし銘茶収集と喫茶に凝っている人は必ずいるだろうな。私的には、ここのおいしい入れ方を実践してみて、中国茶通になろう。
ちなみに、中国茶の種類はその醗酵度合いにより6種類に分けられる。度合いの少ない順に、緑茶、白茶、黄茶青茶、紅茶、黒茶と並ぶ。プーアール茶は最も醗酵している黒茶で、年代物は高級なものがある。よく飲んでいる鉄観音茶は烏龍茶と共に青茶に属するらしい。龍井茶というのも家にあるが、これは緑茶。プーアール茶以外は、香りで好みを決めていたが、種類が同じだったり違うものだったりするのだ。
 またジャスミン茶はお茶の葉に花の香りを吸着させて作るので、6つの分類以外になるらしい。菊花茶などは、茶葉ではないことは明らか。ミントティーなど、お茶でなくてもお茶として楽しめる。