天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

广州到武漢火車時刻表

 しかし便利になったものだ。中国の新幹線の時刻表が当たり前のようにネットで見れる。(「見れる」は「見られる」の「ら抜き言葉」として認知されている)チケットの購入まではできないが、e-チケット方式なら電車の切符もネットで買えそうだ。
 これは便利になったというよりも、世の中が変わってしまったと言うべきだろう。そう、ネットにアクセスする環境さえ持っていれば、情報は世界中にアクセス可能なのだ。あと、言葉の問題を克服すれば情報は思うまま。
 逆に言うと、そういう環境を使える人と使えない人とでは、情報量に圧倒的な差がつく。これをデジタルデヴァイドという言葉で表現される。するてえと、こうして中国の新幹線の時刻表を見たりしている自分は、使える方の人間に分類される。しかし、問題はそれがいいのかどうか、ということだろう。知らないより、知っているほうがいい。しかし、知りすぎて消化不良を起こしてしまっては何もならない。
 ウーム、難しいところだ。しかし、こんな便利なものを使うようになったらもう後へは引けない。世の中の若者たちは使っている。使い方が上手か下手かというところで差がついてくる。こんなことで差がついていいのだろうか、とも思う。
 この問題はあまり深刻に考えないほうがいい。ともあれ、今度乗ろうとしている広州−武漢の新幹線の時刻表が手に入ったのだ。情報によると、従来10時間以上のところ3時間半か。武漢からの始発が7時15分で広州に11時着だたら、4時間弱か。この料金は2等で469元。1等だと749元。お安くはない。飛行機と変わらない。飛行機も正規料金では中国内1000元くらいのところ、この程度の安売りチケットはある。
 とすると、この新幹線に乗りに行く旅は、安いということでもなく、早いということでもなく、中国新幹線に乗り、車窓の景色を楽しむところに意味があるわけだ。そういうつもりで、心して行くことにしよう。