天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

もう一人のスーザン

 スーザン ソンタグがその人。週刊ブックレビューでジャズの坂田さんのお勧めが「同じ時の中で」だった。試しに著作を調べてみたら邦訳されているものだけで、こんなにあった。
『反解釈』 竹内書店(選書版) 1971年 ちくま学芸文庫 1996年
『死の装具』小説 早川書房 1970年
ハノイで考えたこと』晶文社 1969年
『ラディカルな意志のスタイル』 晶文社 1974年
『写真論』晶文社 1979年
『わたしエトセトラ 』新潮社 1981年 小説
『隠喩としての病い』みすず書房 1982年 
土星の徴しの下に 』晶文社 1982年 新版みすず書房 2007年
エイズとその隠喩』みすず書房 1990年
『隠喩としての病い エイズとその隠喩』みすず書房 1992年 新版2006年
アルトーへのアプローチ』 みすずライブラリー:みすず書房 1998年
『火山に恋して』 みすず書房 2001年 小説
『この時代に想う テロへの眼差し』NTT出版 2002年
『他者の苦痛へのまなざし』 みすず書房 2003年
『良心の領界』 NTT出版 2004年
『書くこと、ロラン・バルトについて』 みすず書房 2009年
『同じ時のなかで』 NTT出版 2009年
 タイトルから分かるように、社会派の著作家だ。惜しいことに2004年に亡くなっている。こちらも是非読んでみなくては。やはりアメリカ人。アメリカはこういう女性が育つ土壌があるのかもしれない。
 もうひとつ、ブックレビューでチェックしたのは、「インビクタス」。南アフリカマンデラ大統領のことらしい。忙しい。