天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

日中友好協会


 先月から地元で中国語会話教室に通っている。何でもそれは日中友好協会という団体が主催しているということだった。日中友好協会というのは、いくつもあるらしい。私の勤務している神田、神保町界隈に本部が二つある。
 文化大革命の解釈が異なったために分裂したという話をきいたが、私にはその点はあまり関心がない。文化大革命の解釈を比較しようという気がないからだ。自分で調べて感じた印象でいいと思っているからだ。
 しかし、一方の関連の情報をネットで探っていくと、めずらしいサイトに出会った。最近読んでる満州関連の本で、日本がいかに惨い事をしたかと感じているのだが、そういうことをした人たちの反省の弁が書いてあった。
 反省して欲しい。しかし、当時は軍隊の上司からそのようなひどい行動を鼓舞され、そうすることが日本のためだと思ってやっていたらしい。そうだろうとは思うが、「満州国物語」を読んでも、あまりのひどさに、今の中国の人から日本人が嫌われても仕方がないと思うほどだ。
 しかし、実際には今の日本人をそういう意味で恨んでいる人は、それほど多くないのではないだろうか。甘いかな。向こうにいるとき、私が日本人であることが分かると、少し険しい顔になる人がたまにいる。
 いづれにしても、現在の私たちは、近い過去に先輩の日本人たちが、仕向けられたとは言えしてひどいことをしまった事実を、認識して中国の人たちとつきあうことが必要だと思う。
 日中友好協会の一つは、そのようなことを踏まえて、我々庶民レベルの交流を促進しようとしているように見える。