天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

中国の麻雀事情

 中国では、麻雀のことを麻将と書く。文化大革命の頃だろうか、一次禁止になっていたと聞いたことがある。が、今は農家の庭先などでおばさんたちがやっている風景が写されるのだから、問題なく庶民の遊びなのだろう。私の友人たちも、国慶節や春節のときに田舎に帰ると友達が集まって麻将を楽しんでいるらしい。賭け麻将は禁止ということなのかも知れない。それは日本でも基本的には同じ。
 日本では一頃大変麻雀が盛んに行なわれていた。今は、昔ほどではないにしろ、所々に雀荘があって麻雀ファンはプレイ場所に支障を来たすことはないという程度の楽しまれ方だ。
 自分は、年に数回しかしなくなったのだが、昨晩がその数回のうちの1回だった。中国朋友にその旨メールすると、「祝你好運」と帰ってきたので、勝敗へのこだわり事情は同じようなことなのかもしれない。
 中国の出稼ぎ農民で、上手く稼いでいる人が、現金収入の少ない故郷の友人と麻将をすると、ひょっとして大勝するわけにゆかなくて、むしろその逆で、都市での稼ぎを田舎に少し落としているのではないかと思われる。そうかどうか分からないが、その場合日本人の私などはあまり一緒にやらない方がいいかも知れない。
 中国とそこに住む人々が好きといっても、やはりあれだけ様々な人たちがいるところで、よく事情が分からない内は用心に越したことはない、と思わざるを得ないのが少し寂しい。