知っている人は知っている。東京にいる中国の人なら大抵知っている池袋の中国街。横浜の「中華街」と区別して「中国街」。横浜は、日本人が中華料理を食べに行く。池袋は、東京で学び、働く中国の人々が母国の食材を買ったり、食事をする場所が点在している。
今日は、中国風に言えば好朋友との会食。この一画の知音食堂で四川料理を楽しんだ。食べ終わって、在中国の友人に「四川菜」を食べたとメールしたら、「川菜很好吃」と帰ってきた。先方とは広州の「川国演義」というレストランでよく食事をしたが、またここへ行こうとのこと。この「川国」とは四川のことだったのだ。そういえば、メニューは似ていたが、「川国演義」の方が圧倒的に大規模レストランで、しかも本国なので軍配はあちらだ。
が、日本にいながら池袋で同じような料理が楽しめるのは、嬉しい。日本人の味覚におもねることなく、中国の味を出しているところがまたいい。隣のテーブルでは、中国人同士で男たちが飲み食いをしている。中国の街なかの飯店で見かける風景が見られて楽しい。
中国の味と雰囲気が恋しくなったら、あの辺りにまた行かなくては。
