中国語教室
五月から毎週土曜の午後は中国語教室へ通う。毎朝ラジオの中国語を聞いて、たまに勉強して、時々中国に行くだけではなかなか上達しないと思って通い始めた。が、そこで認識したことは、自分は結構話せるようになっているかもしれないということだった。
そもそも、中国で仕事をしていた時に、中国語を身につけようと、中国語しか話さない人と付き合うようにしていた。はじめは確かに大変だった。待ち合わせの場所を電話で決めることもできず、中国語の話せる友人に電話会話を手伝ってもらったこともあった。
その相手に、最近は中国語が上手になったと言われるが、お世辞半分だろうし、多少は話すようになってもまだまだだと思っている。が、デタラメでも話す度胸がついているので、会話教室でも臆せず話してしまう。
しかし、教室の皆さんは驚くほど真面目。教室の時間を有効利用するために一生懸命準備もされる。
今日は、授業後に先生の従妹が現れて、皆でお茶を飲んだりして楽しむ。皆さん、子育ても終えてゆったりとした時間を楽しんでいらっしゃる方々であるとも言える。
その点、私はゆったりしに行くのではなく、中国で中国の友人たちと話しができるようになりたいし、できればまだ仕事をしたい。
今日の教室の中で、「何時に起きるか」という会話練習をしていたとき、私は「仕事の時は5時半で、休みの日は・・・」と話していたら、「あなたはまだ現役なんですね」と言われた。そうなんだ、皆さんは現役ではないんだ。
現役という言葉で、私のモットーは「生涯現役」と嘯いていたが、ほんとに生涯現役を続けるのは、結構大変な努力が要るものだと思う。中国語会話も、暇つぶしではなく、中国で「使える」レベルになんとかしたいものだ。