オフショアと言えば中国。今日は仕事関連の人たちと飲んでいて、話がオフショアに及んだ。これをどう見るか。
オフショアに不信感を持っている人から見れば、安いだけでは信頼できない。いつ頼んだ仕事が回らなくなるか分からない。特に昨今のように反日行動がおきれば、日本の仕事なんかやらなくなるだろうとう考えだ。
いやいやそうではない。それは中国を知らないのだ。中国の人を知らないのだ。中国の若い人たちの仕事に対するモチベーションは、日本人の比ではない。まして日系の会社で国有会社よりもいい条件で仕事ができて、グローバルスタンダードな仕事のやり方も学べれば、そんないいことはない。自分は、自分一人ではない。背中に親兄弟、一族郎党を背負っているという人たちも沢山いるのだ。
そういう人たちは、自分の力量に信頼を得るためには、真剣に、ライバルよりもより良い仕事をしようとする。そして外国会社から見れば、その仕事を自国よりも低い賃金で得ることができる。両者ハッピーではないか。そういう優秀な人の仕事を毛嫌いする手はない。
本来は、そこに賃金格差が無いことが望ましいのだが、そこが経済の難しいところだ。
そのほか、話題は中国の政権交代におよび、次の主席候補についてずいぶん見識のある人がいた。そうなんだ、なんだかんだ言っても結局みんな中国には注目しているのだ。
