天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

亜運会

 テレビで、アジア大会の開会式をやっていた。アジア大会とは正式には「アジア競技大会」といい、中国語では掲題のように「亜運会」という。略することが好きな中国語であり、亜細亜運動大会の略称だと思う。今年で第16回だそうだ。開催場所は中国は広州。式典の会場は珠江のほとりだろうか。ライトアップしてとても美しい光景だった。中国国旗を運ぶ兵士の行進あたりから見ていたが、スゴイ。ここまで訓練された行進を見るのは久々という感じがした。
 広州からの情報によると、今日は学校もお休みで、皆で祝福をしているらしい。セレモニー前の催し物も大変な準備がされていることが分かり、北京オリンピックの開会式さながらだった。テーマは「水」のようだ。いかにも水に恵まれた広州らしいテーマだ。一昔前の中国からは想像できないほど洗練された印象を受けた。こうしたことが現在の中国の国力を示しているのだろう。
 会場に来ている中国の人々の様子も、すっかり先進国のファミリーだ。しかしそれは、そういう暮らしの人たちが来ているということであり、そうでない暮らしの人々もまだまだ沢山いることを見逃してはならない。
 本来ならば、現場視察に行かねばならない。行って広州の友人たちとこの開会式を見たかったのだが、今日は別の場所に視察に行ってしまった。それは、八王子市の清掃工場とプラスチック資源化センター。このレポートは別途しよう。
 いずれにしても、この大会には45カ国の参加があるらしい。アジアだけで、しかもこの運動会に参加するだけで45もの国が有ったのだ、という感じ。当然この数もアジア大会の記録更新だろう。
 先月で終わった万国博覧会や先のオリンピックも記録更新の連続。良きかな。内政も更に整わんことを願うのみ。