天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

マンガ 日本人と天皇 雁屋哲

マンガと言っても侮れない。天皇制について、認識を新たにしました。書いた人は雁屋哲という人で、帯によると「美味しんぼ」という漫画を書いた人。美味しんぼは、竜泉寺温泉のリラクゼーションルームに並んでいたので、チラ見したことがあるが、日本各地の…

なぜ日本は没落するか 森嶋通夫

この本をどこで知ったか。東京新聞の本の広告欄だったと思う。東京新聞には良い本がよく紹介されている。 著者は、私の父親より1歳若いくらいの父親の世代。経済学者だがイギリスで教鞭を取っていた人。この本は1999年の初版。この時点で2050年の日本をこの…

9.11の謎 成澤宗男

やっぱりそうか9.11。 バイデン政権になってやっとアメリカがアフガニスタンから軍隊を引き揚げた。20年も滞在していたので、米軍協力者たちは身の危険を感じている。 そもそも米軍の進駐は、「テロとの戦い」という標語のような宣伝で始まった。そのき…

哲さんの声が聞こえる 加藤登紀子

もう秋分の日も過ぎて、9月も終わりですね。今月末で緊急事態宣言が終わるようだが、元々自分はたいして気にしていなかった。行きたい所には行くし、自分主催のレッスンなどはかまわず続けている。 飲食店が大変だったと思う。こちらへの影響としては、孫の…

「こころの旅」を歌いながら 

どうしてこの本を買ってしまったのだろうか。きたやまおさむと富澤一誠の対談。 やはり、きたやまおさむの今を知りたい気持ちがあったにちがいない。 高校生の頃だったかこの歌で出てきた。 おらあ死んじまっただ www.youtube.com この歌も歌ってたな。 www.…

地球を愛して生きる きくちゆみ

きくちゆみさんの地球三部作(勝手にそう呼ぶ)の真ん中の本、「地球を愛して生きる」を読み終えています。 これらの本を読むきっかけになったのは、なぜ戦争をするのかというテーマで長崎大学の戸田教授が推奨されていた本の1冊を、このきくちゆみさんが翻…

二十世紀中国の革命と農村 田村史起

どうしてこの本を買ったのか。東京新聞の1面下段の本の宣伝にあったと記憶している。中国の土地改革について、昔古本屋で中国関連本を読み漁っていた頃に、元日本兵が敗戦後中国に残って土地改革に参加した記録を新書版で読んだことがあった。 「中国土地改…

地球とハートでつながる きくちゆみ

前回読んだきくちゆみさんの本は、原発事故以前に書かれたもので、クリーンな生活を実践するということで、千葉で自給自足の生活を始めたところまでだった。 千葉と言えば、福島にも近く原発事故の影響が少なからずある地域だ。なので、311の事故の後、どう…

地球と一緒に生きる きくちゆみ

以前、「戦争中毒」というタイトルの本を読んで紹介しているが、その著者の一人だった人の本。 戦争中毒 - 天天日記 (hatenablog.com) 地球の環境が破壊されてゆくことを少しでも食い止めようといろいろ活動をされている方。東京都の出身で海外生活も経験し…

[本] 私たちの歩み

仕事をしていた頃の同業他社の先輩から送っていただきました。現在は9条の会などで活躍されている方です。ISBNコードが無いところを見ると、市販されていない自費出版と思われます。 内容は表紙の下部にある「大田区中国帰国者センター」が設立から10周年を…

怒羅権と私 汪楠

一昨日、神田の岩波ホールで映画の券を買ってから時間つぶしにランチの後で、久しぶりにすずらん通りの書店東京堂を覗いてみた。あったら買いたい本を探してみた。店内据え付けのパソコンで有無が分かるようになっている。が、無かった。 探していたのは「ゲ…

漫画ブッダと今日の出来事

次男坊がかつて買いためていた漫画の本がまだ残っていた。いくつかのシリーズがありジョジョの奇妙な冒険とかあまり惹かれなかったが、これは読んでみた。 1巻から11巻まであり、写真は11巻。表紙の絵がクマになっている。1巻の表紙はトラ。すべて表紙は動物…

認知症はこうしたら治せる

本は買わないと言いながら、こういうものは買う。本を買うというより情報を買う感じ。岡崎の家と姉をどうするか考えるのに必要。 認知症を治す薬は無い、というのが定説らしい。デイケアセンターにボランティアに行っていたころは、認知症で来ていると思われ…

中央アジア歴史群像

ぶっ壊した書棚に残っていた本。いつどこで買い求めたのかもはや定かではないが、帯に「シルクロードを駆け抜けた巨匠たち」とある言葉につられたのだと思う。 イスラム文化のことをあまり知らないのではないか、とのことで師岡カリーマさんがコラムに書いて…

歴史戦と思想戦-歴史問題の読み解き方

日中友好協会の仲間から借りた本。後ろにこの本を紹介している”しんぶん赤旗”の切り抜きが挟んであったので、これを見て購入したのだろう。これは仲間で回し読みするには絶好の内容だと思った。 ネトウヨとか差別主義者、エセ右翼など、市民運動のことを「反…

せやろがい!

こんな本があります。発行日が2020年10月20日となっているが、早々と予約注文していて手に入ったので読んでみた。せやろがいおじさん、で売り出しているYouTuberの本。 沖縄の海を舞台に、表紙にあるような恰好をして社会問題について見かけによらずいぶん真…

戦争中毒

この本読みました。 長崎大学の戸田清教授が、「なぜ戦争をするのか」という本の中で「戦争の原因を考える平和教育のための25点」として列挙した本のなかの1冊。入門編は佐藤忠男氏の本で読み終わった。 https://mm3493.hatenablog.com/entry/2020/08/15/223…

戦争はなぜ起こるか 佐藤忠男

今日は敗戦から75周年。すなわち、75歳以下の人は戦争を体験しないで育った。 平和が長く続いている。と言える。ただし日本では、ということで海外では日本が太平洋戦争で負けた後も戦争が起きている。朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争、アフガン侵攻等々…

人はなぜ戦争をするのか 戸田清

8月のこの時期に読むのにはいい本だったかもしれない。 以前、同じタイトルのアインスタインとフロイトの本を読んだ。 あれは昨年末だった。 https://mm3493.hatenablog.com/entry/2019/12/29/162441?_ga=2.19078269.471155438.1597052174-1220956125.158167…

私は勉強したい 中国少女マー・イェンの日記

かなり前からチェックしていた本。何かのついでにアマゾンで注文した。 日記を書いたのは馬燕(マー・イエン)。写真にあるのは本人と、白い帽子をかぶったお母さん。このお母さんが、自分では字が読めないが娘の書いた日記と自分にあてた娘の手紙をたまたま…

沖縄を世界軍縮の拠点に 辺野古を止める構想力

<岩波ブックレットNo,1022> この本は、昨年5月に開催されたシンポジウム「沖縄対外問題研究会20周年記念シンポジウム・辺野古を止める構想力:変わりゆくアジアの中で沖縄はどうするのか」で、論じられた内容をまとまたもの。 表紙の5人の論説は以下の通り…

丸腰のボランティア 中村哲編

昨年アフガニスタンで銃撃に倒れたペシャワール会の中村哲さんの事業に参加していたボランティアワーカーの本。一連の中村さんの本を読んでいたころに買い求めておいた。 中村哲さんが行われていた事業に参加した人たちが、ペシャワール会報に寄せて書いた記…

私は真実が知りたい 赤木雅子/相澤冬樹

私も真実が知りたくてこの本を注文しました。本日届いて一気に読ませてもらいました。 赤木雅子さんは、森友問題の文書改ざんを苦にして自殺した近畿財務局の赤木俊夫さんの奥さん。共著となっている相澤冬樹氏はジャーナリスト。もともとはNHKの記者だった…

#あなたを幸せにしたいんだ

山本太郎とれいわ新選のことが書いてある本。 東京都知事選挙は終わり、山本太郎の善戦むなしく小池氏が当たり前のような顔をして当選した。が、山本太郎氏とれいわ新選は今回の都知事選の結果にかかわらず次に向かって活動継続している。はず。 この本を読…

アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した

この本は、哲学系YouTuberじゅんちゃんのお奨めの本の中のひとつ。 このじゅんちゃんて人は、ほぼ毎日12,3分の講義をYouTubeに流している。長すぎず、要点をまとめて話しているので、とても分かりやすい。ここでは、辺野古基地建設工事が再開されたというニ…

関東軍 第731部隊実録 楊彦君

森村誠一氏の「悪魔の飽食」を読んで、ハルビン郊外にあった731部隊の残虐行為を知ることとなった。この本は、中国の青年が書いたもの。 出版社は「外文出版社」とあるが、これは北京にある外国語で本を出版する会社のよう。即ち、日本語の本であるが、翻…

マチネの終わりに 平野啓一郎

平原綾香さんの「クラシックの扉」で紹介されていた本。ここのところ、文芸論のようなものを読んでいるが、そういったかび臭い理屈など「そんなの関係ねー!」と言わんばかりの恋愛小説。 本のカバーにあるように映画化されている。見目麗しい男女。プロのギ…

藝術は何のためにあるか 伊藤整

書棚にあった本で、自分がこの年で二胡に熱を上げているが、そこに何か意味があるかと思っていた時に購入していた本。最初の章が本のタイトルになっており、そこだけ読んで眠らせていた。 藝術論については、どこかでこの人の本に言及されていたので求めた記…

道教の養成性術 と最近の出来事、急事態宣言解除

あべのマスクは返しました。郵便ポストに不要として入れときました。中にそういうの、どっさり入ってたんじゃないか。 黒川の問題は、辞めただけですまないということで、追求しなくては。ということで、この人はどう分析しているか見てみよう。 www.youtube…

三冊の本

コロナ禍で、出かけることが無いとブログのネタも限られる。散歩で見つけた草花、本の感想、それにメディアやネットの情報について。あと、趣味の世界。無論仕事関連や日常のことを書くのはあり。 今日は、ネットのつながりが悪い。昨夜は新しくしたTVでネッ…