天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

地球とハートでつながる きくちゆみ

 前回読んだきくちゆみさんの本は、原発事故以前に書かれたもので、クリーンな生活を実践するということで、千葉で自給自足の生活を始めたところまでだった。

 千葉と言えば、福島にも近く原発事故の影響が少なからずある地域だ。なので、311の事故の後、どうしたのだろうと思ったら、すぐに福島から一番遠い沖縄に避難することを計画した。そして最終的にはハワイへ移住された由。 

 そういえば当時政権にあった枝野氏も、原発事故を国民に告げる前に家族をシンガポールに避難させた。今や自民党政権の腐敗が目立つ中、民主政治の代表格的存在であるが、これが汚点としてあることは否めない。

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 こちらの本は今から約2年前の出版で、ハワイ移住迄の経緯や現在の活動についても書かれている。

 現在の活動は何か。遠くハワイで何ができるのか、と思いきやこの人の活動の場はもともと広く、千葉や日本に関わりなく活動されているのだった。

 で、今は何を、というとスピリチュアルの世界に行ってしまったか、という印象があるが、その内容を判断しないと、自分としてフォローするのかしないのか決められない。本の内容は、「コネプラ(コネクションプラクティス)」だとか「コヒーランス」だとか、「ラスール」だとかカタカナ単語が多い。言葉の意味はちゃんと書いてあるので、分からないでもないが、何か実際に毎朝コヒーランスをやっていて、ネット(Facebook)で見ることができそうなので、探して見てみたがよくわからない。そこで、以前「戦争中毒」の本を読んでメッセージを入れたときに、ひとこと返事をくれたので今回もメッセしてみた。ところ、ZOOMの入り口を教えてくれた。ZOOMでもコヒーランスを共有しているらしい。

 そこでさっそく今朝6時にZOOMにアクセスしてみた。初めてだし寝ぼけ顔なので顔出しはしなかった。そこでは、ご本人宛メッセージにも書いたように「呼吸法」に似ていると思った。呼吸を整えることから始まる。

 これの特徴は、本のタイトルのようにハート(心臓)でつながることがポイント。なんでも「心臓脳」というのがあって、人間の判断は頭にある脳みそだけで行われるのではなく、心臓と脳が動機をとることで心に感じたことが行動や出来事に影響するというもの。

 かつて呼吸法講座で習ったのは、体の各部を伸ばしながら呼吸をすること(ここでは吸うよりも吐くのが大事)で、細胞内のミトコンドリアに酸素が供給されることでエネルギーが出るという科学的な説明があった。

 このコヒーランスというのは、5秒で吸って5秒で吐くという呼吸をしながら、心臓が脳と連動するなどのイメージを広げてゆく。この波動は地球の波動と同じなので、地球を通じて仲間とつながる。

 

 思うにヨガとか、太極拳とか、気功とか、タオイズム(道教)とか、みな同じ類のように見える。少しずつ説明や影響範囲や効果や目的などが違う。これは新しい。提唱した人が最近の人。

 こうしたことが、社会悪の撲滅といった市民運動的なことと同列ではない。人と人のつながりは大切。いいつながりがあれば犯罪も減るかもしれない。しかしさんざん悪事を行ってきた政治家を野放しで許せるか。これは別の問題でしょう。これはこれでやはり追及していく必要があるのでは。でないと正義が行われる国ではない。「国」はどうでもいいかもしれない。

 まともな市民社会にしてゆくには、いろいろなアプローチが必要ってことか。

 本の話に戻ると、もう一冊「地球を愛して生きる」という本があって、これと三部作ということなので注文してしまった。また本が増えないようにしなくっちゃ。