天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

#あなたを幸せにしたいんだ

 山本太郎とれいわ新選のことが書いてある本。

 東京都知事選挙は終わり、山本太郎の善戦むなしく小池氏が当たり前のような顔をして当選した。が、山本太郎氏とれいわ新選は今回の都知事選の結果にかかわらず次に向かって活動継続している。はず。

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 この本を読むと、そうに違いないと思う。これは昨年の参院選に立候補した人のスピーチが収録されており、これを読むと、太郎氏が何を考えていて、この人たちとのかかわりとか、このメンバーがどういう人達かということがよく分かった。

 この人たちとは以下の通り。

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 昨年末に出版されて、活動に協力するくらいのつもりで買っておいた。それを今になって読んだが、全然意義深い内容だった。

 山本太郎氏の言葉で、「はじめに」の冒頭に「選挙に落ちたのは、2度目だ」とあるが、ここを「3度目だ」に変えたら今の状況だ。ここに集まった人たちは、当選しようとしまいと日本の政治をまともな姿にしようと、自分の経験を生かして立ち上がった人たちだ。1回や2回の選挙結果で活動が終わるようなことではない。はず。

 この人たちはみな、選挙の直前に山本太郎氏から声をかけられた。それぞれ経歴が異なり、問題意識の切り口みたいなものが異なっているが、今の政治が変わらなくてはすでにおかしくなっている日本がますます悪い方に進んでしまうことに危機感を感じていた人たちだった。

 参院選での進捗は、2名の当選者を出し、2%以上の得票数でれいわ新選組が正式な政党になったこと。また重度障害を持った二方を国会に送り込んだことで、国会運営のバリアフリー化が具体的に進んだこと。この2点だと思う。

 そして選挙の街宣を通して、彼らが日頃感じていることを皆の前で発言してゆく機会を持った。今回の知事選も、当選については現職の壁が厚かったけれど、本来あるべき都政というものを都民の前に訴えたこと。

 右とか左とかの問題ではない。上記9人のうち、一番わかりやすい主張は沖縄から来た野原氏。公明党がもはや池田大作氏の教えに背いていることをズバリ指摘している。沖縄の知事選挙や県民投票でも、沖縄在住の創価学会の人たちは必ずしも公明党に組していない。

 野原氏の言うように、安保法制や共謀罪といったナンセンスな強行採決公明党の賛成で成立した。もはや「平和と福祉」を追求する政党ではなくなった。と。

 そのほかの人たちも、彼らが話した中でのベストスピーチが収録されているので、どういう人達なのかとても分かりやすい。いい本作ってる。

 作ったのは、山本太郎氏本人と木村元彦氏、雨宮処凛氏。

 便利な世の中なので、この人たちの現在の様子はネットでチェックできる。活動は政治が変わるまで続いていくはず。