天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

2017-01-01から1年間の記事一覧

衣食住

仕事をしないでいて、衣食住に困らないでいられるのはありがたい。一方でワーキングプアという言葉ができて久しい。 日本は、頑張った人が報われて、怠け者がビンボー人という観念がある。日本でなくともそうだろうという人がいるかもしれない。いずれにして…

回教から見た中国 張承志

この間初めて行った西安に、イスラム街という地域があってとても興味深く思った。その広さは、世界各地にある中華街の比ではない、かなり広い地区がイスラム系の商店街になっており、その一角に古来のモスクまであった。そういえば、横浜の中華街には関帝廟…

共謀罪

自民、公明、維新らの党の共謀により、戦前の治安維持法に匹敵する法律が作られようとしている。 この種の法律案は、ずいぶん前から出されていたものが都度否決廃案になってきた経緯がある。こんなものは戦前に戻ることだと、かつては自民党の中でさえ良識あ…

散歩&呼吸法

旅行から戻り、仕事に行かない生活がひと月以上続いた。生活のペースがつかめたようで、まだ想定したライフスタイルには遠い感じがしている。 しかし雨の日以外は毎日出かける散歩と呼吸法は日課になった。行く時間は気にしないで出かける。ちょうど桜の季節…

天、共に在り 中村哲

ここのところ本を読んでは断捨離が中断されている。 アフガニスタンと言えばやはりこの人。この本は出たときに購入して、大事にとっておいた??3年以上も大事にしていた。 3年前の時点で、中村氏はアフガニスタンに関わって30年ということだ。この本はご自…

血と夢 船戸与一

満州国演義を読んでから、船戸氏の作品をもう少し読もうと手にしたのがこの本。アフガニスタンを舞台にした作品というので興味を持った。 アフガニスタンというと、中村哲医師の活動は心得ているが、他の日本人がどのようなかかわり方をしているのか、またア…

聊斎志異考 陳舜臣

整理中の書棚から出てきた本。整理中断して読んでいた。 聊斎志異という本は、中国の妖怪についての話がたくさん掲載されている。日本には江戸時代に伝わったらしい。そのたくさんの話の中から陳舜臣氏が選び出して解説をつけたものがこの本。元は全12巻ある…

人間万事塞翁が丙午−青島幸男

部屋の整理、断捨離作業の一環で破棄する本を引っ張り出していてこの本が出てきた。近くの大学の図書館が放出したものをカミさんがもらってきたらしい。 小説家で、政治家で、コメディアンで、東京都知事だった青島幸男氏。氏の父親や家族のことを題材にした…

満州国演義−船戸与一

満州について書かれたものは、以前「満州国物語」という本を読んでいる。8年ほど前になるか。現在たまった本の整理をしているところだが、「満州国物語(上・下)」は処分されずに書棚に生き残っている。これは、満州国に生きた中国人側からの実情を記したも…

憲法記念の日に思う

今日は憲法制定から70年という年の憲法記念日。有明では憲法集会が開かれる。憲法を大切にしようという人たちの集会だ。当然そこに馳せ参じるつもりでいたが、体調不安定のため在宅にてしっかり憲法のことを考えることにした。 思えば、古い話だが学生時代は…

母−オモニ−姜尚中

本の整理をしている。少しまとまったところでブックオフに持って行ったりしている。本の値段が決まるのを待つ間に追加で買った本がこれ。以前、新聞広告で目にしていた本が108円で並んでいた。 一気に読んだ。 政治学者姜尚中氏の本。彼は東大の教授だったこ…

旅の総括など

早いものでもう4月も終わり5月になる。旅行から帰ってひと月近くなるわけだ。正式に無職となって以来、この間何をしていたかというと、健康保険の切り替えや、ハローワークに出向くなど、そして主には病院通い。 旅行に出る前に行った検査結果が思わしくなく…

蘭州へ

今回の旅の最終目的地は蘭州だった。ここでは、以前武漢にいらした日本語教師の方がもう6年も蘭州大学で日本語を教えていらっしゃる。その方がいらっしゃる間に一度蘭州にお邪魔してみようということだった。 それと、自分もサラリーマンをやめるにあたって…

兵馬俑など西安見物

旅から帰って、いろいろなことがあって続きをアップできないでいたが、追いかけて記録しておこう。 西安に行ったら兵馬俑を見るのがお決まりの観光。ネットで予約した安いホテルでも、ロビーには旅行代理店の机があり、市内観光の手配をしている。 しかし、…

西安へ

中国には度々きているが、西安は今回初めて。知人の方が蘭州にいらっしゃる間に一度行ってみようとかねて思ったが、ならばついでに西安によってかの有名な兵馬俑を実物で一目見ようと思った次第。 朝9時5分、広州白雲国際空港発の中国南方航空に乗った。 実…

香港へ

広州での予定を消化して、明日から西安に向かう。広州で11日間過ごしたので、ビザなしで来ているため、昨日香港に行って入国し直しをした。広州から香港へのルートはいろいろあるが、一番楽なのは広州東駅から特急列車で香港の九龍半島のホンハムという駅ま…

二胡的生活

長旅をしていると、二胡の練習ができない。という心配は全くない。二胡持参の旅である。公園でのどかに二胡を弾いてみようとも思ったが、こちらの知人がに二胡教室を紹介されたので、試しに通ってみた。 行く気になったのは、その先生が80歳と聞いたからだ。…

発展−10年の変化−

昨日はこちらに住む友人に会った。最近発展した珠江新城という駅で待ち合わせて、食事の後で夜景を見ましょうというので、散歩をした。 雨もやみ、夜風が心地よい天気で夕食後の散歩には最高のコンディションだった。この場所は、前にも来たし、今回の旅でも…

康定情歌

これは四川省の少数民族で、茶葉古道を荷物を背負って茶葉を運ぶ男と、その通り道の康定城という地域に住む娘との悲恋の物語だ。 このタイトルの歌は、中国語を学習し始めたころに中国の歌の本に載っていたところから知るようになり、二胡の練習曲の中にもあ…

食の広州

広州は食べ物が豊富だ。広東料理は言うまでもなく、中国全土の料理が食べられる。今住んでいるところから一番近いレストランは重慶料理のお店で、少し先には東北地方とか北京料理の店もある。 通りかかった店で、湖南料理の店があり、鍋料理各種があった。火…

広州暮らし

広州に来てから5日になる。退職してどこも行く所が無くなってボーっとしているより、次の活動の手がかりを見つけたりもできないものかと、知人の多い広州に来てみた。少し長い滞在になるので、民泊のサイトからエイヤーとばかりに申し込んでしまった。 申し…

現状確認

3.11の地震・津波と原発事故から6年が過ぎた。全国で関連の催しが行われたことをメディアが種々報道していた。天災と人災の両方の災害から6年。 避難地域の一部が解除されて、元の地域に住めるようになるらしい。しかしその地域には、除染として取り除いた土…

マジに中国語

久々に中国語を学習した気分になった。HSK5級の問題集に取り組んで、先生に個人授業で解説をしてもらった。 毎朝聞いてるラジオの「まいにち中国語」は、昨日までの通勤生活の生活習慣のようなものになっていた。勤務先の駅を降りて、オフィスに入る前のひと…

退職しました

なんか落ち着かなくて、日記から遠ざかっていました。今日、一つの転機を迎えました。二度目の退職。二つ目の職場を10年務めて、定年退職。いまどきはやりの雇用延長には乗らず、後進に職を譲る方を選んだ。 というとカッコつけすぎで、毎日遠くまで通勤する…

ニュース 森友学園疑惑

テレビなどのマスコミは、金正男氏が殺害されたニュースで持ち切りだ。確かにニュース性のある出来事ではある。がしかし、さらに重大な出来事が起きているのに報道されない。 安倍首相の夫人が名誉校長となることになっていた、森友学園の小学校の土地が国有…

母 原作:三浦綾子

山田火砂子監督の映画「母」の映写会に行った。小林多喜二の母の物語で、原作三浦綾子。 今時なぜこの映画かというと、共謀罪などという犯罪をでっち上げる法案について論議がされている。これはかつての治安維持法と同等の、国民にとって極めて危険なもので…

煮詰まりつつ

いよいよいろんなことが煮詰まってくる時期になった。 自分の生活では、二月となり実質出社するのはあと一ヶ月となった。 そのあとは、二胡留学を検討していたが、安く滞在する手段がないとあまり意味がない。二胡を本気でやるなら日本で今の先生に不足はな…

春節の会

2月5日に日中友好協会八王子支部恒例の春節の会を行った。ここに向けて仲間と二胡を練習してきた。参加メンバーは合計で6人になり、二胡サークル「彩雲」とグループ名までつけた。 この春節の会で二胡をはじめて演奏したのは2年前。一人だった。昨年は二胡カ…

節分の会

昨日は節分。昨年お世話になった豊島区の区民ひろば高松で、また二胡の演奏をさせてもらった。今回は節分ということで、豆まきの前の余興という位置づけで、進行役の方に声かけられながら30分ほどで9曲を演奏した。 オープニングには、蘇州夜曲と川の流れの…

トランプいかんわ

昨日のTVのニュースでは、トランプの政策が物議を醸しだしているにもかかわらず、まだ支持率が批判勢力意を上回っているという数字がでていた。怪しい報道だろう。 トランプ大統領は、自動車会社がメキシコに工場を出すのをやめさせ、国内に雇用を確保した…