天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

兵馬俑など西安見物

 旅から帰って、いろいろなことがあって続きをアップできないでいたが、追いかけて記録しておこう。
 西安に行ったら兵馬俑を見るのがお決まりの観光。ネットで予約した安いホテルでも、ロビーには旅行代理店の机があり、市内観光の手配をしている。
 しかし、我々は地元のバスで出かけた。西安についた日にバス乗り場を確認しておいて片道7元。帰りは8元だった。


 西安観光の1日目で、小雨に見舞われたが兵馬俑は大きな体育館のような建物で保護されているので雨は気にならずに満つことができた。まだまだ発掘が続いているとかで、秦の時代のものが出て来ることが不思議な感じだ。1970年代に地元の農民が地面の下に空洞があるのを発見したことから発掘が始まったということだ。
 確かに当時の権力者のやることのスケールの大きさに驚くとともに、当時の庶民の苦労もしのばれる。
さて、西安では兵馬俑のほかに空海が留学したという青龍寺に行った。こちらはホテルから地下鉄で行ける。日本ゆかりの寺だけあって、桜の木が植わっていて、随所に日本語の説明もついている。唐の時代のことだ平城京は当時の長安の都にならって作られた様子がよくわかる説明もあった。
 また空海は四国の出であり、四国八十八か所の札所があるが、この青龍寺はそのゼロ番札所にあたるということだそうだ。原点はここにあるのだぞというわけか。
 そのほかに訪ねたのは、三蔵法師がインドから持ち帰ったという経典が収められている塔があった。そして博物館でいろいろ見物して、面白かったのはイスラム街。
 この地方は回族といわれるイスラム教徒も多く住んでおり、昔からの回教のお寺すなわちモスクを中心とした街がイスラム街と呼ばれて、台湾の夜市みたいないろいろな食べ物や土産物を売る店がぎっしりと並んでいる。この町が好きになって何度も来る人がいるということだが、わかるような気がする。