天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

2017-01-01から1年間の記事一覧

66 殺人犯はそこにいる 清水潔

推理小説のようなタイトルだが、そうではない。ノンフィクションだ。文庫本になった時に、「文庫本X」として売られて話題になった。 帯に各氏が絶賛している。 「この本を読まずに死ねるか!」と言う気持ちはわかる。ワシは読んでしまったので死ねる。かと…

65ポスト新自由主義

法政大学の山口二郎教授による本で、山口氏の他、5人の論客が札幌時計台でフォーラムを行ったときの記録。2009年の出版であるが、今読んでもズバリ今の現状に当てはまる。つまり状況は当時から進歩していない。どころか悪化しているが、希望の芽も見える。 …

大施食会

昨日は長野は戸隠まで大施食会に行った。父の13回忌と本家の伯母の新盆だった。 行って見ると、この地域も地震や豪雨で墓石が倒れたり、渡れなくなった橋があったり、道もだいぶ傷んだ個所があり、あちらこちら修復中で通行止めだった。それでも回り道をしな…

京都旅行

なぜかこのお盆の時期に京都に日帰り旅行をした。またどうしてか。昨年来広州で二胡や中阮などの民族楽器を買うときに、ずいぶん世話になっている孫ちゃんが、お盆休みを利用して京都・奈良・大阪へ旅行に来るというので、お礼方々会いに行ったという次第。 …

長崎平和宣言

2017.8.9 田上富久長崎市長の平和宣言から 「日本政府に訴えます。 核兵器禁止条約の交渉会議にさえ参加しない姿勢を、被爆地は到底理解できません。 核の傘に依存する政策の見直しを進めてください。」 堂々と胸を張って率直な言い回しで日本政府を非難する…

広島・長崎 今、伝えたい被爆の実相

この本は、昨年出版された本で、中国語訳も並記されている。日中友好協会経由で入手した。 別印刷でベンガル語もあるが、その言語で読む人は周囲にいないため、バングラデシュにカバンの工場を持つマザーハウスに4冊ほど届けた。ということなどをしたが、中…

被爆72年目

今日は8月6日。72年前の8時15分に広島に原子爆弾が落とされた。今年も平和記念公園では平和の式典が開催されている。広島出身の知人も東京から毎年参加している。 私は今朝から昨年の今頃求めたこの本を開いて、被爆体験者の方々の言葉を読んでみた。原爆投…

治療経過

昨日はホルモン治療の注射をしてから4週間目の検査に行った。その状況によっては、次の注射をやめてもらおうかと考えていた。 結果は106まで上がったPSA値が、16まで下がった。大幅ダウンとはいえ、4以下でなければ正常範囲ではない値なので、これでも正…

自然食レストラン

友人と会うときに食事をするが、最近はやはり食材にこだわるので、行先付近の自然食レストランを調べておいてから出かける。その場で検索して見つけてから味を占めた。 行った順に並べてみよう。 ・高尾 蕎麦と雑穀料理 杜々(とと) ・後楽園 おぼんdeごは…

最近のニュース

これは数日前の新聞の一面。国会閉会時の委員会でアベシンゾー首相が、過去の発言と食い違うことを平気で話し、食い違いを指摘されると臆面もなく訂正したりする。 真相を知るべき立場にある官僚は「記憶にない」のいってんばり。「嘘は小さいほどばれやすく…

がん細胞を徐々に消してゆくために患者ができること

がんという病気が他人事でなくなってから、にわか勉強で色々本を手にしている。その中の1冊。 癌を自分で治すという本は、患者だった人が体験を綴ったりするものが多いが、これはお医者さんが書いている。しかも癌は医者任せにするなという主張。 患者として…

選挙に行こう

今日の新聞の一面は「仙台市長選 自民敗北」「野党系郡氏が初当選」として、都知事選に続いて地方選挙で自民が連敗し、「政権さらに打撃」とある。 そして次は横浜市長選もあるぞ、という訳だが、2面の隅には3つの市長選結果が出ていた。 千葉県旭市 愛知県…

代表的日本人

umryuyanagi104さんのお薦めで取り寄せた。内村鑑三の「代表的日本人」のはずが、齋藤孝氏の本が届いた。まさかこういうタイトルの本がほかにあると思いもしなかったので、よく確かめないで注文してしまったのだろう。 この人(著者)は誰なんだ、と思ったら…

中国的民間健康術

中国4000年の健康文化。民間健康法をわかりやすく、すべて図解してくれる本。 むつかしい理屈はなし、何をどうすると何にいいのか、動作もわかりやすい絵で示しているので見ているだけでも楽しい。 中身は、呼吸法講座と称する気功の口座の時に行うたたき功…

内閣支持率

先日の新聞に「内閣支持率、最低の35%」とあった。語順を入れ替えると「最低の内閣、支持率35%」となり、こちらのほうが実態を表しているように思える。史上最低の内閣なのに35%も支持率があるという意味。 などと言葉遊びをしていたら、今日は内閣…

沼津文化交流際

昨日7月15日、かねて予定していた沼津文化交流際に出演しました。二胡グループ「彩雲」のメンバーのIさんが沼津在住で、この話をもって来られた。 彩雲の6人のメンバーのうち、この日に出られるのは3名。の予定が最終的に2名になったが、準備は皆で協力して…

散歩道

昨日は久々な感じの二胡練習会だった。15日の沼津本番に向けての最終調整で、そこには参加しない二人にも付き合ってもらい、当日のめどをつけた。あとはやるだけ。 そういう中でも毎日の散歩は続けている。体を治す目的とあらば極力続けたい。暑い日が続き、…

劉暁波氏を悼む

獄中でノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏が亡くなった。61歳。氏は08憲章を書いたことで民主化運動の首謀者として逮捕されていた、と思っていたらそんな単純なことでもなかった。 東京新聞によると、89年の民主化運動が始まると、留学中の米国から帰国。天安…

中医文化と養生の道

昨日は午後に「中医文化と養生の道」と題する講演を聞きに行った。場所は東京華僑会館。ちょうど午前中に新橋方面の病院の予定だったので、終わっていけばちょうどいい時間だろうと思ったらそうだった。 午前中の病院は、血液検査の結果が悪ければ、つまりP…

希望

昨日の都議会選挙は、都民ファーストの圧勝に終わった。まさに安倍政権に鉄槌が下った。驕れるもの久しからず。 今朝のインタビューでは、「反省して初心に帰る」と話しているが、最初からろくな考えでやっていないのだから、初心に帰ってもダメでしょう。早…

中華思想

「中華という呼び名は、世界の中心という意味じゃないのよ。この地球のなんまかに咲く、大きな華。それが中華の国。人殺しの機会を作る文明など信じずに、たゆみなく、ゆっくりと、詩文を作り花を賞で、お茶を淹れおいしい料理をこしらえ、歌い、舞い踊るこ…

凡事徹底

がんを治す本を読んでいて、まさにこれでしょう、というキーワードがあった。「凡事徹底」 これはがん治療に限った話ではないだろう。二胡の練習、外国語の習得、子供なら日々の学習習慣まで、などなどなんでも訓練や練習は、一回できたら終わりということで…

「ガン・治る法則」12か条 川竹文夫著

前回読んだ「どんなガンでも、自分で治せる」という本が治った人たちへのインタビューだったので、実際に直すための方法を知りたく川竹氏の本を追求してみた。 この本は初版が10年以上前の2006年10月だった。つまりそのころからすでにこの活動は始まっており…

いろいろ

ここ数日の話題だった将棋界の新人。今日は新聞の一面を飾る快挙として報道された。中学生のプロ棋士、藤井聡太四段。14歳でこの強さ。勝った後のインタビューでは、淡々としてしかも的確な受け答え。最近の青少年も捨てたものではない、という代表選手だ。 …

どんなガンでも、自分で治せる! 川竹文夫著

ほんまかいな。この本の広告は東京新聞に載っていた。東京新聞にしてから、新聞をよく読むようになった。本の広告まで丁寧に見る。そこで目についた本。 自分で食事療法でガンに取り組んだ神尾さんの本を見た後なので、こういう主張があることはわかる。早速…

神尾哲男氏を悼む

先日紹介されてよんだ本の著者、神尾哲男氏がお亡くなりになっていた。つい先月の5月のこと。昨日、知人との会話でこの本のことを話したら、その人はもう亡くなったと知らされた。 改めてこの本を手に取ると、本の帯の裏側に「これを伝えるまでは死ねません…

反貧困 湯浅 誠

おのれの体調について、様子が分かってきたからには、ほかのこと、市民としてできることは続けてゆきたい。 この本に堤未果さんの「ルポ貧困大国アメリカ」が言及されているが、これは以前読んで紹介している。 http://d.hatena.ne.jp/mm3493/20130901#13780…

がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事 神尾哲男著

この本は、前回のブログでがん罹病のことを書いたところ、umryuyanagi104さんから、これもあるよと教えていただいたものです。表紙のシェフが方が著者の神尾哲男さん。 私と同じ前立腺がんが進行して、骨とリンパ腺に移転した末期がんの状態から14年経過して…

前立腺がんは怖くない−最先端治療の現場から−穎川 晋

この本を手にした理由は、現在この本の著者である前立腺の専門医である穎川先生に前立腺がんの患者として診てもらっているためだ。と罹病していることをカミングアウト。 この先生は慈恵医大病院の泌尿器科の部長で、ここに行ったのは、会社の先輩で、この病…

東京新聞

Facebookに東京新聞を世界一にするグループというのがある。何がいいのかというと、東京新聞は権力におもねることをしないで、ありのままの記事を出すところが識者に高く評価されている。しかも値段が安い。 今日からウチも東京新聞。期待通り、なかなかいい…