天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

希望

 昨日の都議会選挙は、都民ファーストの圧勝に終わった。まさに安倍政権に鉄槌が下った。驕れるもの久しからず。
 今朝のインタビューでは、「反省して初心に帰る」と話しているが、最初からろくな考えでやっていないのだから、初心に帰ってもダメでしょう。早く退陣するのが国民に一番喜ばれることを思い知るべし。

 共謀罪強行採決に加えて、森友問題、加計学園問題、稲田防衛大臣の無知な自衛隊私物化発言等々、あ下村元文科大臣が加計学園から裏金疑惑。不正と無知とウソのオンパレードにやっと国民が気づいたと言える。福島の原発事故がコントロールされているなどと大嘘をついて海外に原発を売り込む総理など、日本の恥部だろう。
 とにかく、都議選でこういう結果が出たことは国政選挙にも希望が持てる。

 小池都知事は、都民ファーストが都議会の第一党になったことで、その代表を降りるということだ。都知事と都議会はお互いにけん制する役割も必要なので、これは正しい判断だろう。では誰が代表を務めるのかしら、という思いはあるが、都民ファーストには若い人がそろっており、即ちこれからの人材があまたいるということが言えるだろう。
 これから、この流れを確実にしてゆくには、まず都民ファーストで議員になった人たちが余勢をかって浮足立つことの無いように願いたい。小池都知事はこの大勝という結果に喜んでばかりではなく、これからの運営や課題に対する責任の重さをしっかり受け止めている感じがする。好ましいことだ。もともとこの人は自民党の議員だったわけで、自民の安倍一強を壊すきっかけにもなったと言えるだろう。
 安倍政権が進めてきた悪政、即ち、原発再稼働・秘密保護法・憲法を捻じ曲げての集団的自衛権の発動、共謀罪の成立、こういうものを元に戻すための体制を選挙で構築できる可能性が見えてきた。まずはめでたしめでたし。