天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

どんなガンでも、自分で治せる! 川竹文夫著

 ほんまかいな。この本の広告は東京新聞に載っていた。東京新聞にしてから、新聞をよく読むようになった。本の広告まで丁寧に見る。そこで目についた本。

 自分で食事療法でガンに取り組んだ神尾さんの本を見た後なので、こういう主張があることはわかる。早速取り寄せて読んでみると、実際に治った人の体験事例がインタビュー形式でいくつか出ていた。
 著者の川竹氏は、NHKのディレクター時代に「人間はなぜ治るのか」という番組を作成した。医者に見放された末期がんの患者が自ら食事や散歩などの努力で、がんを消滅させたというルポルタージュだった。当時反響を呼んだが、宗教のような番組で医学的裏付けも無いということで、再放送はおろかフィルムまで抹消されたとか。医者に都合の悪い話だったので、その筋から当局を通してクレームでもついたのではと推測。
 ともあれその実績をがんで悩んでいる人たちで共有しようと、「ガンの患者研究所」というのを立ち上げる。そこでお互いに情報交換をしたりして、実際に治った人の話を聞いて自助努力に取り組んでいるらしい。
 食事とか、散歩とか、半身浴とかいうキーワードが見える。あとビワの葉がいいらしい。それと何より大切なのは、自分が治ると信じることらしい。その気持ちを維持するためにこの会があるらしい。このあたりが宗教と紙一重的にみられるのかもしれない。
 医者のところでは、結局手術、放射線抗がん剤の三大治療を順にやるだけ。最近の免疫治療というのは、保険適用がないためか専門の診療所でやるようだが、値段はまちまち。普通の病院ではまず三大治療だ。それと前立腺の場合には男性ホルモンを抑えることを最初にやるらしい。これだけはやってもいいかもしれない。
 ともかく自力で治すというのは、ありうると思うので、この本のシリーズをもう少し研究してみるか。