天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

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 これは数日前の新聞の一面。国会閉会時の委員会でアベシンゾー首相が、過去の発言と食い違うことを平気で話し、食い違いを指摘されると臆面もなく訂正したりする。

 真相を知るべき立場にある官僚は「記憶にない」のいってんばり。

「嘘は小さいほどばれやすく、大きいほどばれにくい」とは袁世凱の信条らしいが、アベシンゾーはバレバレの嘘を平気でつく。

「わが勲は民の平安」というのが張作霖の信条だったらしいが、本気でこういう気持ちで取り組む政治家がいないものか。
 ちょうどこの日は、相模原障碍者施設の殺傷事件から1年であったので、左側に反省の無い被告に対するメッセージとして「生きる価値のない人いない」というメッセージが書かれている。
 二つの記事を組み合わせて読むと、こんなアベ首相でも生きる価値があると読める。ましてややっと辞任した稲田元防衛大臣にも価値がある。どういう価値かというと、国民自らが民主主義をちゃんと自覚して、選挙に参加しないとこんな人たちが政治家になってしまうぞ、という警告として大きな意味があった(過去形)のだろう。
 ところで政権交代のチャンスが到来しているわけだが、野党第1党の民進党が情けない状態なのが困る。蓮舫氏は代表をやめるタイミングが悪いというのがもっぱらの評判。都議選で大敗した時点が辞め時だった。しかし今回は女性政治家の辞任という意味で、稲田辞任のきっかけにもなったようにも見えた。
 ともあれ次の代表候補として、前原氏や海江田氏の名前が出ているがどちらも前科があるような。蓮舫氏の時も前科のある野田氏を幹事長に指名した時点で市民団体は興ざめしたのではないだろうか。
 もっと若手で優秀な論客がいるではないか。山尾志桜里氏がその中にいると思っているが、横浜市長選挙では自民党推薦候補の応援演説に立ったということらしい。一応無所属なので他党の応援にはならないと思うが、わかりにくい。人物本位で応援したのだと思うが。そうするとやはり枝野氏か。野党共闘を進めるには枝野氏だと応援する声もある。
 いずれにしても、野党共闘として政権奪取をしたらあとは人物本位で閣僚を選択してほしいものだと思う。