被爆72年目

　今日は8月6日。72年前の8時15分に広島に原子爆弾が落とされた。今年も平和記念公園では平和の式典が開催されている。広島出身の知人も東京から毎年参加している。

　私は今朝から昨年の今頃求めたこの本を開いて、被爆体験者の方々の言葉を読んでみた。原爆投下時の悲惨な体験から、素朴な戦争を嫌悪する言葉が並んで知る。
　今年の平和式典がもうYoutubeに乗っている。
https://www.youtube.com/watch?v=llI3A91yZDA
　広島市長の平和宣言は、平和憲法と核兵器禁止条約について触れた。核兵器禁止条約には、被爆者の苦痛への思いが入れられたものの、唯一の被爆国である日本が参加していない。安倍シンゾーが式典に出席して挨拶をしているが、いつものように口だけのものであることはだれの目にも明らか。帰れコールは起きないのだろうか。本当に日本人はおとなしい。デモなどは事前に排除されているかもしれない。共謀罪で逮捕されるかもしれないという思いが、市民運動にブレーキをかけているのか。
　森友・加計問題から目くらましをしようとした内閣改造も、もうボロが出ている。内閣改造後に内閣支持率が多少とも上がったなどという報道がある。目先のことでごまかされる奴がそんなにいるのかと思ったら、実は質問を変えて集計したということだった。マスコミはいい加減にしてほしい。
　原発を含む核の保有が誰のためになるのか、正当に物事を考えられる人間なら明らかなのになぁ。