天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

2013-01-01から1年間の記事一覧

 格差のこと ジニ係数

最近、アメリカの格差社会の悲惨な状況をレポートしている堤未果さんの本を何冊か読んで、アメリカの軍事産業のパワーはすごいものだなと感じると同時に、憲法を変えてまで右傾化しようとする日本がこれにならうことの無いようにしなくてはと思う。 格差を表…

あれこれ

喘息のせいで、お酒を飲まなくなって久しい。お酒は、飲みすぎなければ体に悪いものではない。が、アルコールが入ると気管支の気道が圧迫されるせいかせき込んでしまう状態だった。 それが、気功のせいで徐々に改善してくると、体にいいお酒を少しなら飲んだ…

日中平和友好条約締結35周年記念公演

今日は、孔子学院から案内のあった中国音楽演奏会に出かけた。お題目は掲題のように長いもので、かつ工学院大学の孔子学院が始まって5周年の記念でもあるそうだ。春頃に同じ名目の演奏会があった。あれは昼まで、私が二胡を習い始めて間もない頃だった。た…

呼吸法

呼吸法講座の先生の本を手に入れた。曽紅先生といって、中国は広州出身らしい。孔子学院の授業案内のパンフレットの中で、呼吸法というのが目にとまったのがきっかけだった。半年ほど前のこと。 医者に喘息だと言われ、1年ほど薬を飲み続けたがさして改善し…

反日 解剖 水谷尚子著

しばらくブログをアップしないでいたら、友人から台風見舞いのメールが届いた。台風被害のせいでブログどころではないか、と心配してくれたのかもしれない。ありがたいことだ。 間が空いた理由は、そうではなくある方の逝去を悼んでいた。このことはまた落ち…

ランチコンサート

秋晴れの体育の日。体育ではなく、音楽の方面で出かけた。孔子学院で習っている二胡の先生のランチコンサートがあるというので、中目黒まで出かけた。 中目黒という場所自体、こういうことでもないとまず行かない場所だ。東京の古くからある商店街の雰囲気だ…

崑崙の河

陳舜臣のミステリー小説。短編が五編収録されている。陳舜臣氏といえば、歴史作家とばかり思っていたが、中国を舞台にしたミステリーが面白い。 陳さんの本は、今までは物語よりも歴史や旅行記のようなものを読んでいた。彼の作品を読むきっかけは「耶律楚材…

The Ring by D.S.

The Ringと題されたこの本。題字の意味は文字通り指輪のこと。初版は1980年に出されている。33年も前であるが、古さを感じない。何故なら、物語の時代背景が第二次世界大戦の前後が中心。なので、30年前に書こうが今書こうが、作者にとってのテーマは変わら…

武漢まで(4) 食べ物

中国に行ったとなると、やはり食べ物のことを避けては通れない。そうは言っても、さほど大したものを食べたわけではない。いつものように極めて庶民の食事をしてきた。その一端を写真で紹介。 まずは、広州に一泊した翌朝。ホテルの裏の庶民の食堂に行ってワ…

武漢まで(3)街歩き

旅の記録の続き。中国の旅の楽しみの一つは街歩きだ。今回は武漢と香港。 武漢の方は、はてなブログのmklaoshiに教えてもらった戸部巷と胭脂路を目指した。武昌区と呼ばれる地域にある。戸部巷(フブシャン)の方は、初めて武漢の民族大学に日本語教師の大川…

武漢まで(2)宿のこと

今年初で、最後の中国になるだろう今回の旅。宿のことを書いておこう。何度も中国に行っていると、宿は案外簡単に現地調達できることが分かってきた。ただし勝手がわからない場所はやはり事前予約をしておく。今回は、香港からの帰りのフライトに乗り遅れな…

 武漢まで(1)

4日の夜、中国旅行から戻った。昨年の11月にアモイに行って以来久々の中国旅行だった。色々な出来ごとがあったが、やはり良かった。何が良かったのか。生きることに一生懸命の人達の様子を目の当たりにして、元気をもらった。また逆に日本のぬるさを感じて…

気功の補講

今月の初めに気功の教室が休講になったが、その代わりのいわば補講が今日だった。またまた会社を午後から抜け出して参加。お誘いしている先輩も、腰の調子が良くないというのでゴルフをやめてこちらに参加。 先週、急に今日やると言うことになったので、参加…

久々の中国

なんと今年初めての中国行きが近づいた。とにかく安い飛行機で行こうと、結局香港行きにした。そこからバスや地下鉄を乗り継いで、深圳北駅と言う所まで行って新幹線に乗る。新幹線なら広州から武漢まで行ける。いづれ香港から北京まで通じるはずだが、現在…

正社員が没落する

昨日の続き。のような日記。もう少しこの本の紹介と感想を書いておきたい。 まず付箋を貼った個所をトレースしてみると; ⇒日本の少子化を進めている大きな原因の一つは、家計にかかる教育費負担の大きさ ⇒国際人権A規約を批准しながら「高等教育を受ける権…

「もやい」

正社員が没落する「貧困スパイラル」を止めろ!という本を読んでいる。堤未果さんと湯浅誠さんの対談本だ。ここでは、アメリカと対比しながら、日本の貧困問題が語られている。 一昨日、孔子学院のサロンに新宿まで出た時に、少し時間があったので西口から地…

上海

今日は、孔子学院のサロンに出かけた。毎月、何かテーマを設けて中国の紹介をしている。 今回のテーマは上海。「典雅なる都市上海」と題して、上海の街を紹介するものだった。内容は昨年の11月にBSテレビで放映されたもののビデオだったが、それを見ていなか…

久々のリラックスタイム

二週間前に、久々の呼吸法講座だったのがサラッと流れて以来、今日やっとスーハーとやった。前回の流会は、先生のうっかりだったのだが、それはそれで私と先輩は昼の温泉を楽しむことができ、フレンチの食事もできてリラックスした。 そして今日だったのだが…

中秋の名月

昨日からいい天気で、中秋の名月を愛でるにはこれとない晩となった。虫の音も聞こえる。昨日二胡の先生に持ってきてもらった最初のCDを聞きながら、カルダモンの入ったチャイなどを飲んでいる。のどかな秋の夕。 喘息の症状が出るようになってから、飲酒が…

台風一過

台風一過などと呑気なことを言ってられない程、今回の18号は各地で大きな被害を出した。雨で川が氾濫したり、風でお寺が飛んで無くなったり、従来の台風のようにじっと通り過ぎるのを待つ、というようなものではないような有様だった。 それでも、上陸から抜…

野坂昭如さんからの手紙

土曜の午前中、永六輔のラジオ番組(TBSラジオ『土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界』)に野坂昭如さんが手紙を寄せる。 今日読まれた手紙の内容は100パーセント同感で、思わず膝を何度もたたきたいほどだった。12年前の9・11から説き起こして、現在の…

ちょっと一息

9月は毎週金曜の中国語会話教室がお休み。諸般の事情による。10月から再開の予定。その間、ちょっと中国旅行を計画している。昔々勤続○○周年のご褒美にもらった旅行券。机の引き出しで眠っていたので、起きてもらった。 中国は昨年11月に福建省のアモイに行…

もうひとつの核なき世界

これは2010年10月に出版された本だ。つまり3・11の原発事故が起きる前に書かれている。であるのに、今読んでも原発を含めて核の問題が、分かりやすくかつ鋭く述べられている。 オバマ大統領が、プラハで「核なき世界」と演説したことから、その後の豹変とも…

東京五輪

2020年の誘致が決まってから、メディアは祝賀ムード。しかし庶民の本音が出るネット上では必ずしも喜んでばかりはいない。私もそういう気分の一人だ。無視しておこうかと思ったが、やはり一言書かずにはいられない。 2020年までに福島が綺麗に片付いて、人々…

気功、休講

一昨日は、久々の呼吸法講座の日だった。8月が夏休みだったせいか一カ月以上教室は間があいた。呼吸法なので、自分でやるようにすればそれでいいのだが、9月分まで払い込んであるし、皆で集まって指導されながらやるのは独りでやるより楽しい。先生のキャラ…

アメリカから<自由>が消える

堤未果さんの本、読み始めて三冊目。これも前の二冊に劣らず、なかなかするどい本だった。アメリカの事情をよく調べて分析している。9・11後のアメリカだ。 9・11以降、アメリカは「テロとの戦い」の為として「愛国者法」を成立させたほか、個人情報を政府に…

Letter from D.S.

久々にダニエル・スティールの月例レターの紹介です。9月は夏休みを終えて仕事を開始するシーズンだとか。大方の事情は日本もアメリカも同じようだが、向こうの夏休みは本当にOFFであるが、日本の場合炊いてはお盆休みとして8月15日前後にまとまって休む…

 人はなぜ、同じ過ちを繰り返すのか?

「ルポ 貧困大国アメリカ」を読み終わったその足で、中国語会話へ行く途中に図書館に立ち寄り堤未果さんの本を三冊借りた。その内の一冊がこれ。佐治晴夫さんという宇宙研究の大家との対談本だった。 この佐治さんと言う人も、今年で77歳になられるようだが…

ルポ 貧困大国アメリカ

この本は、このブログをご覧いただく方なら既に読まれた方も多いかと思います。内容は、アメリカのことばかりに限らず、アメリカを代表とした企業社会のひずみに警告を発している。 アメリカで広がる格差は、そのまま日本が受けついでいる。 アメリカの格差…

高速道路

先日、久々に東名高速道路を走った。新東名も出来て、混雑はさほど無く走りやすかった。名古屋まで日帰りの法事もかなり楽になった。 道路が整備されて便利になるのはいいが、最近は単純に喜べない。これで誰もが良くなっているのだろうか、ということを考え…