武漢まで(3)街歩き
旅の記録の続き。中国の旅の楽しみの一つは街歩きだ。今回は武漢と香港。
武漢の方は、はてなブログのmklaoshiに教えてもらった戸部巷と胭脂路を目指した。武昌区と呼ばれる地域にある。戸部巷(フブシャン)の方は、初めて武漢の民族大学に日本語教師の大川さんを訪ねて行ったときに、連れて来てもらった場所のように記憶している。小吃(シャオチー)といって、ちょっとした食べ物を売る店が並んでいるところだ。折しも国慶節で、ものすごい人でにぎわっていた。ゆっくり座るところもなく、串焼きなどを買っては歩きながら食べた。
胭脂路の方は、中国式の服を買いたい私にmklaoshiが教えてくれた。この二か所はさほど遠くないので、戸部巷から歩いていった。
胭脂路では、予定通り自分用と孫用の中国服をゲット。
自分用の中国服は、二胡の先生が発表会などには中国服を着て欲しいなどと言われたので、一着用意しようと言う気になった。
武漢ではこれらのほかには革命博物館という所に行った。中国共産党の初期に党員が寝泊まりして学習した設備が保存されていた。
他には、美術館を覗いて、中国の現代アーティストの作品を見て回った。現代の作品でもどことなくチャイナな雰囲気が感じられるように思えた。
夜は、吉慶街というところで賑やかな食事。そこに何と二胡の流しも現れた。二胡を弾きながら中国の民用を唄ってくれた。2曲で30元。
二胡といえば、香港の街中でも二胡を弾いてはお金を集めている学生のような人がいた。二胡のイメージも少し変わってきた。庶民の楽器であることはいいことだ。
香港では、女人街というところに、ありとあらゆる雑貨を売る店が道の両脇にずらりと並んでいた。車は締め出しの通りになっている。ここでまた、孫のチャイナドレスを買った。今度はチーバオという女らしいやつだ。値段は、武漢よりも高かった。はじめのいい値ではとても買う気がしない。何度もやめかけては、そでを引っ張られてまた値段交渉し、はじめの半分になったところで買うことにした。これでも絹製品だ。
香港の街歩きは、油麻地の街をあちらこちら。大道芸人は二胡ばかりではなく、いろいろバラエティーに富んでいた。
翌朝は、緑豊かな公園を散歩してから帰路についた。
緑豊かな公園は、ほとんど坂ばかりで汗だくになってしまった。
今回の買い物は、結局お茶と中国服。それにCDを2枚だった。