天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

香港にて

 フライトの関係で香港から帰ることになったので、ついでに香港の楽器店をのぞいてみた。たまたま予約したホテルから地下鉄で一駅で歩いて行ける場所だった。似たような種類の楽器が並んでいたが、香港のほうは販売店という感じで、こぎれいな店舗にチェロやバイオリンなどの西洋の弦楽器もたくさん並んでいた。



 広州では、二胡や高胡を制作していることもあり、これらの数が圧倒的に多く、店の中は所狭しといろいろなものが並んでいた。
 二胡に関しては、香港のほうが値段が高いように思った。製造販売している方が安いだろうし、物価水準の違いもあると思う。
 様子が分かったので、こちらの店では長居をしないで、ほかの場所をいろいろ見て回った。前回行った女人街も近いので行ってみると、中国服のお店が増えているような気がした。前回はここで目を引いた男性用の中国服はサイズも合わず、高くて値切ってみることもしなかったが、今回は二胡の衣装にはいいんじゃないかと見えるものが手ごろな値段であったので、つい値切り始めたらあとに引けずに買ってしまった。生地がよくないのは承知の上で、舞台衣装だと思えば見た目だけでいいと割り切った次第。
 この通りの隣の通りでは、たくさんの路上音楽家が演奏していて、前回はここで二胡少女の演奏に聞きほれていたが、今回は歌ばかりで二胡を引く人はいなかった。
写真は上から、たまたま見かけたストリートパフォーマー。欧州方面からきている感じ。次は女人街。そして九龍側から香港島を見渡す夜景。
 香港は不思議な町だと思う。歴史的な背景があるものの、食べ物はおいしく景観も素晴らしいので、今や観光客が集まる。中国本土からの買い物客もたくさん。しばらくは、こういった世界から人が集まる観光地として、今の雰囲気が残っていてほしい。