広州旅行(2)
今回の旅の第一目的は、実は楽器。二胡を持ち帰ることだった。それと、二胡以外の楽器の調査。特に女性の二胡友達が琵琶もやってみたいというので、小型の琵琶があったら買ってきましょうということになっていた。
しかし琵琶は二胡に比べて大きくて重い。値段はそこそこ。2000元も出せばまあまあいい琵琶が買える。依頼された友人は、あまり大きいので琵琶の小さい柳琴というのがいいかもしれないとのことだったので、それも調査。結局調査に追わったが、いろいろな楽器に触れることができた。
まず琵琶と月琴が並んでいる。月琴は大小大きさやネックの長さがいろいろある。その下は琵琶のように見えるが、これが柳琴という楽器。琵琶は縦の長さが105cmもあるが、柳琴の方は長さが62cmだった。重さも全く違う。
さらに違うのは、奏法だ。中国琵琶は五本の指に爪をつけて指で弦をはじいて弾く。一方柳琴はギターのピックのような四角いものでかき鳴らす感じ。なので、琵琶を所望の友人にはこの写真を見せて、奏法の違いなどを話してから選択してもらうことにした。
せっかく行ったので、何か小さなものを買おうと、ひょうたん笛を買ってみた。
こちらは強く息を吹くだけで音が出るので簡単。話のタネに150元。
落ち着いたら中国月琴は是非ほしい。落ち着いたらって、いつのことだろう。
他には見た通り、ドラと太鼓。こんなものまで中国がルーツだったのだ。