天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

買い物遍

 わずか3泊4日の旅ではあったが、今回の主目的は買い物だった。
 日本でも同じようなものが買えるが、中国由来のものなので本場で買うと安い。というわけで事前に広州の友人に買いたいものをリストアップしておいた。
 まず第一に孫娘のチャイナドレス。毎年、二胡の先生のコンサートにチャイナを着せて花束を渡しているので、今年用の旗袍(チーバオ)を調達した。6才ようともなると、大人みたいにスリットの入ったやつがあってカッコいい。


 次に二泉二胡。これは二胡曲の代表「二泉映月」を弾くための低音二胡。日本で買うと高いので現地調達を試みた。
 見た目は普通の二胡と変わりがないが、低い音がよく響く。色が薄めの緑檀という素材だ。もちろんニシキヘビの皮が使ってあるので、ワシントン条約規制対象品目。しかし二胡の自分用は4本までOKという事情を知っているので堂々と持ち帰った。
 そして二胡ケース。二胡が二個入るケース。低音二胡を持ちあるくときは、普通の二胡も持つわけで、ケースを二つ持つより二個入り二胡ケースがあると便利。これも日本は高い。

 そして柳琴(リュウキン)。琵琶に似た、小さな弦楽器。琵琶をやっていみたいという二胡友達が、琵琶は指使いで弾くしかなり大きいので、小さくて簡便な柳琴を見てみたいというので買う気になった。プラスその教本が必要。
 買った本を並べてみた。
右の小さな本は「二泉映月」というタイトルで、この曲を作って弾いたアービンという名の、民間二胡弾きのことを書いた本だ。これからこの曲を練習するので、曲の成り立ちを知ったうえで気持ちを込めて弾けるようにとの思いで買ってみた。が、中国語なので読むには気合がいる。気合いだ!気合いだ!気合いだ!って?違うでしょう。冷静な読解力。
 自分用には中阮学習用のDVD。日本では3000円のところ数十元。

 忘れないのは中国茶

 以上のうち、ドレスと二胡ケースと、DVDは中国内のネット販売で事前に勝っておいてくれた。二泉二胡は、知り合いになった二胡屋サンに予告しておいてもらい、行ったときに手に取って選んだ。
 こうして見ると、よくもまあ沢山買ってきたと思うが、現地調達は値段が安いのがいい。
 中国茶コレクションは、増える一方。毎日飲むようにしているが、大事に飲むので、増える量ほど消化しない。今回は大きなプーアル茶の円盤は貰い物。日本の知人にお土産に買ったものもある。今度中国茶をまとめて紹介してみようかな。