天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

日曜日

 まだ毎日が日曜日ではないので、日曜日をどう過ごすかは、大切な休みの過ごし方を決めること。ま、そういう意味では今日は今のところ充実していた。午前中は団地の一斉除草に参加して、午後からは昨日急に誘われた二胡のコンサートに行った。
 草取りとはいっても、自分は我が家の庭のフェンスぞいの雪柳が咲き終わって伸びた枝を刈りこんだ。
3週間ほど前にはこんなに白かった。
孫の琳ちゃんの写真を撮る背景としたものだった。

今日は枝が伸び放題。刈り込む前の姿。

刈り込んだ後はこんなになった。

今日はいい天気で、草花たちも輝いて見えた。
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 午後に出かけたコンサートはよかった。二胡の演奏で、沈琳先生以外の人の演奏を聴く機会はなかなか無い。以前孔子学院で一緒に習っていた方からのお誘いだった。
 田宇という青年演奏家のコンサートだった。2010年に日本に来て、この春東京学芸大学の大学院を作曲専攻で卒業し、演奏家・指導者として活動を始めたばかりらしい。主催は日本二胡振興会という団体だった。NPOでそういう団体があったのだ。ピアノと琵琶が共演でなかなかいいステージだった。ピアノも琵琶も、彼と同じころ来日した中国の女性の演奏家だった。こういう人たちがいるんだ、という認識を新たにした。
 いわば沈琳先生の後に続く人たちといったところか。
 楽器演奏の世界では、特にクラシックでは日本はそれを仕事にする機会が少ない。ひょっとすると中国ではもっと少ないのかもしれない。中国から、日本で演奏活動をしようとやってくるのは、いわば需要があるからだろう。需要があるというよりも二胡などの中国の民族楽器は日本に指導者がいなかったため、需要を掘り越した人がいるからだろう。
 こういう動きも、日中国交回復以降で、中国が改革開放路線に進み始めた以降のことだ。これこそ文化交流そのもので、日中友好のシンボルのようともいえる。若い指導者たちに頑張ってもらいたい。支援活動もしたい。ということもあって自分は二胡を習い続けるとしよう。いづれもう少し積極的な活動を。