天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

気功、休講

 一昨日は、久々の呼吸法講座の日だった。8月が夏休みだったせいか一カ月以上教室は間があいた。呼吸法なので、自分でやるようにすればそれでいいのだが、9月分まで払い込んであるし、皆で集まって指導されながらやるのは独りでやるより楽しい。先生のキャラクターもいいからだろう。常連さんのようにずっと来ている人達もいる。
 今回は久々なので忘れないようにと思っていたのだが、先生の方が忘れた!!
 いつも先生は大きなかばんを持って、早めに教室に来られて準備をする。常連さんと私は少し早めに着いていたが先生の姿がない。しばらくすると孔子学院の係の人が飛んできて「やってくれちゃったみたい!」と言っている。
 姿が見えないので、家に電話をしたら旦那様が今日は朝から筑波大学の図書館に行くと言って出たきりだとか。最近、二冊目の本を書いていると言ってたからそれだな。先生は携帯は不携帯なので連絡がつかない。よしんばそこで連絡がついても、筑波から新宿まで来るには時間もかかる。ということで休講になった次第。
 この日は、ここで先輩と待ち合わせていて終わったら市ヶ谷のマルミットで食事をし、そのあとで後楽園のラクーアに行く予定をしていた。なので、急きょラクーアを先にして、後から食事に切り替え我々は事なきを得た。休講の埋め合わせをどうするかは、次回相談となった。
 そこで私は家で気功の自習。以前、古本屋でゲットして積読にしておいたまんがの気功の本があった。これによると日本気功協会なるものがあるらしい。そして気功は中国古来の健康法で、色々なものがあるが、1953年に劉貴珍と言う人が「気功療法実践」という本を出してから「気功」と言う名前で総称されるようになった。
 太極拳に色々種類があるように、気功にも流派のようなものがある。孔子学院で教えてくれる曽先生は何派なのかよく知らないが、ミトコンドリアとの関係を力説されている。ミトコンドリアと気功と何の関係があるのか、と一緒に参加している先輩は疑問を感じている。
 この漫画本では、「気功とは自然界の気を体内に取り入れることで健康になる」という言い方をしているが、果たしてこの「気」とは何ぞや。それは酸素でしょう。酸素以外にも空気中に存在して体にいいものがあるのかどうかは知らないが、空気中にいいものがあるとしたら、酸素は間違いなくその代表選手。そして、ミトコンドリアは酸素を栄養にして活性化される。ミトコンドリアが活性化すると癌細胞もやっつけられる。それくらい免疫力がつく、というのが曽先生の持論。いろんな学者の研究もそれを証明している、と先生は話す。その酸素を効率よく取り込む為の動きが気功なのだ。と私は考える。
 さて、この日の休講をどう捉えるか。いつも先生は話のはじめに笑い話をされる。笑うことが体にとてもいいので、笑ってリラックスするのがいい。気功の練習の最後などは無理やり大きな声でワハハワハハと大きな声で笑う。最近、笑い話もネタ切れで「皆さん何か笑い話無いですか?」と聞かれても、そうそう笑える話などない。怒れる話しや悲しい話が後を絶たない。そんな状況なので、この休講は「笑い話」として、みんなで笑える話になるだろう。休み明けの講義を忘れてすっぽかすなど、おおらかな話だ。