天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

久々の知音食堂

 池袋の四川料理の知音食堂に久々に行った。職場の仲間がそろそろまた行きたいというので、まだ行ったことのないメンバーも誘って10人で行った。中華料理は大勢で食べた方がおいしい。沢山注文できるので色々な味が楽しめるからだ。
 四川料理屋さんに行くということは、辛いものが食べたいということだ。中には辛いものは苦手だけどちょっと行ってみたいという人もいるので、辛みの無い料理も取り混ぜて色々頼んだ。四川料理といえば、マーボー豆腐だ。この店では、「辛くして」と辛さを注文するとやってくれる。今日は辛い料理はこのマーボー豆腐と牛肉の水煮。水煮といってもその汁の色が赤い。鳥の香り焼き一羽分とか野菜類は辛くない。
 そういえば、広州の四川料理屋に行くと必ず頼む料理があったのを思い出した。ここにもあるかと尋ねたら有ると言うので頼んで出てきたのがこれ。写真の上の皿。イメージしたのは鳥のカラ揚げを唐辛子にまぶして辛みをつけたものだ。鶏肉の味と辛みがマッチしておいしいのだが、出てきたのはほとんど唐辛子のカラ揚げだった。その中に小ぶりの鶏皮に申し訳程度肉がついたものが混ざっていた。もうみんなでトウガラシには辛いものと辛くないのが有るんだ、と言いながら食べ比べ。確かに辛くないものから、適度な辛さのもの、それと激辛が混ざっている。これはどう見ても鶏料理ではなく、唐辛子料理だった。
 これから寒い季節になるので、次回は火鍋を食べようと語りあいながら帰宅した。
 今日の会食は、このメンバーでこれから新たな仕事をやりきるぞ!という決起集会的な意味もあった。そこには激辛四川料理はもってこいの料理だった。中国の会社でもこのような仲間内の会食というのは有るのだろうか。フォーマルな会食は結構あった。知り合いになって仲良くなるにはまず一緒に食事をするという習慣があるので、多少雰囲気が異なっても同じことだろう。中国もマオ時代と違って、そういう意味ではいい時代になってきていると言えるのだろう。