天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

中国料理のこと

 旅から帰って1週間になろうとする。まだ、向こうの料理の写真をほとんど載せていなかったので、一挙公開!
 これは、火鍋。日本語読みでは「ひなべ」だが、中国語ではホウゴウと言う。真ん中の仕切りから右側が辛い汁で、左側が辛くない汁で「二色鍋」とも言う。これは日本でも食べられるが、汁の大胆なダシのとりかたはなかなか。店の特色であるかもしれない。これに更に付け汁を自分で調合する。材料はゴマ、ニンニクのすりおろし、ネギ、各種の「醤」ジャンと呼ばれる辛旨な味噌だれ。などなど、お好みで調合するのだが、しょっちゅう食べる人でないと何をどれくらい入れるとどんな味になるか分からない。なので、適当に入れるのだが、これが旨い。ニンニクのにおいなどは全く気にする必要もない。
 また、中に入れる食材も中国ならではのものが並ぶ。肉は牛、豚、羊、店によっては犬肉を置いてある。肉と野菜以外では、豆腐の種類が多い。日本では豆腐と言えば、柔らかい白い豆腐だが、ガンドウフといって乾かした豆腐が色々な形状をしている。あと、牛や豚や鴨の新鮮な血を固めたものがある。茶色のゼリー状尾で出るが、これをよく煮込んで食べるとレバーのような感じでもっとすっきりしていて慣れるとくせになる。こういう色々の食材から、好みの物もを選んで、この鍋で食べるのだ。冬の中国でははずせない料理。

次のこの写真は、湖南料理の店で撮ったもの。赤い色をしているのは勿論唐辛子の色。四川料理が辛いと言われているが、中国で最も辛いのは実はこの湖南料理だ。毛沢東の出身地でもあり、毛家菜館という湖南料理のチェーン店もある。この白いうどんのように見えるのは実は、豆腐。乾いた豆腐が平紐のようになっている。味が沁みこんで美味しい。見たとおり、この色は辛くない。
ミートボールのように見えるのは、黒蜜に使った米の団子。やわらかく暖かい団子が甘いたれにまぶしてある。
 食べ物の写真は以上。ホテルで食べた果物は、バナナとみかんだが、このみかんが小粒で、木で甘くなったものを枝ごと売っている。
みかんが付いた木は、この春節の間の門の飾り物にもなっているようだ。こんな感じ。