春節の二日目。中国から家庭料理の写真など送られてくる。
いかにも辛そうなお鍋。これは湖南省に帰った学生から送られてきた。
家の様子も見せてくれる。
湖南省の省都は長沙市だが、この写真は都市部ではない。故郷の農家に出て行った若者たちが車で帰ってきたの図に見える。
湖南料理と言うのは、知る人ぞ知る、四川料理より辛く、中国一辛い。
でも美味しそう。辛くても美味しいのだ。でも辛い。食べてる本人たちも、食べ慣れていると言っても辛いので、牛乳を飲みながら食べるそうだ。男子はビールだろうな。うまいはず!
これは、お餅を炭火で焼いているところに違いない。日本の田舎では、まだ同じような風景が見えるだろうか。とても懐かしい風景だ。
ところで、中国では、今年の干支の絵として次のようなものがたくさん見られる。
ブタだ。中国で豚肉のことを「猪肉(ジウロウ)」と言う。豚=猪なのだ。
そして豚はこのように結構愛される動物らしい。パンダのようにはいかないで、結局は食べられるのだが、豚のおもちゃやぬいぐるみはかわいく作られて、売られている。
猪年を、日本では「猪突猛進する年」などと言ってはっぱをかけるが、近年は猪突猛進するご時世ではない。上の写真のブタたちのように、皆可愛く楽しそうに生きられる年の方がなんぼかいい。
ただし、かわい子ぶりっ子はダメ。権力者に逆らわないで、憎まれないようにだけしていると、権力者がバカだったりすると、世の中を不幸にする。
おかしいことは、おかしいと発信し、おかしなヤツは権力の座から引きずり降ろさなくては。みんなでそれをするのが民主主義。
国会では、基幹統計の不備問題をめぐって、訳の分からない受答えが続いている。これをうやむやにされてはたまらない。