天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

台風避難

 先週末から月曜にかけて、東京は台風に見舞われていた。これを避けるかのように、誘われるままに北海道へゴルフに出かけていた。雨にも会わず、フライトも影響なく東京の家族には申し訳ないくらいだった。
 しかしホテル1泊と二日間のゴルフ代に飛行機代含めて約4万円。驚く値段。
 しかも、札幌では現地のカリスマ添乗員という人が現れて、お得で美味しい店を紹介してくれて、しっかり札幌で北の幸をお安く味わった。そして絞めはサッポロラーメン。

 今時東京から札幌の夜は寒かろうと、その添乗員さんが皆にマフラーをプレゼントしてくれた。有り得ない!それもそのはず、その女性は元の会社の同僚でその後めぐり巡って札幌暮らしで旅行会社の添乗員を生業にしているとか。心憎い気遣いとさっぱりした応対。団体旅行客に受けのいい添乗員さんとはかくあらんというほど。
 ところで泊まったホテルのフロントの脇に、イランカラプテ「こんにちは」からはじめよう、と書いたパンフレットがあった。イラン語かしらと思ったがそうではなくて、北海道といえばアイヌアイヌ語を覚えてアイヌ文化に親しもうというものだった。
 日本の少数民族アイヌ。「アイヌ」が差別用語になるのかどうか知らないが、残念ながら日本はこの少数民族を日本人に同化させようとしてきた歴史がある。最近は民族のアイデンティティを大切にする動きもあるが、その人口は20万人くらいらしい。八王子市の半分に満たない数になってしまっている。こうして、その言葉を学ぼうというのは、その文化の理解につながるとてもいいことだと思う。自分が中国語を学んで中国を理解できるのと同じだろう。

 中国の少数民族といえば、雲南省が有名だが、この地は山の奥深く地形にも守られているのかもしれないが、今も民族衣装での暮らしが観光の対象にもなっている。ように見える。メディアは信用ならないから、自分の目で見に行きたい。雲南省まで行くのは、たっぷり時間をかけて計画化しなくてはと思うが、とりあえず来月は南昌で開業している友人の日式らーめん屋さんを激励に行かねば。

 北海道の旅は飛行場で地元海産物山盛りの豪華丼というのを頂きました。ガツーンと辛い中国の味も早く味わいたい。