天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

雲南省のからベトナムの旅ー最終編ー

 さて、今年も残すところ1週間とはなりぬ。旅行から戻って、疲れが出て温泉で倒れたりしているうちに怠け癖がついている。

 まずは旅行の報告を年内に終わらせるか。

 旅行は、ベトナムのSAPAのあと、中国の棚田で有名と言う元陽を訪れた。行き方は、ベトナムのラオカイから来た時と同じ橋を渡って中国の河口に戻り、そこからバスの長旅。

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元陽の棚田

 夕日が沈む時が美しいと言うことで、その時間に間に合うようにバスは走った。この場所はこの風景が売りの観光地になっているが、もともとは雲南省少数民族が代々培ってきた棚田。生きるために山を田んぼにして米を作ってきた。雲南省の食べ物は米粉で作ったミーシェン(米線)即ちビーフンだ。

 これだけの広さの棚田を維持するのはなかなか人でもかかることだろうと思う。ここに住むのはハニ族という少数民族だが、その住居は整備されていた。

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 外壁こそ日干し煉瓦が使われているが、中は3階建てで戸建て住宅が隣接しあっている感じだった。その中の1件の屋内に入らせてもらったが、テレビに冷蔵庫やインターネット設備まで整っていた。

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 同じ棚田で暮らすベトナムの山岳少数民族とずいぶん暮らしぶりが違うように見える。発展段階の差なのか、国力の違いか、政策の問題か。しかしこういう建物に暮らしても素朴な生き方の一面はうかがえた。

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 家の前で、手織りの何かを作っているおばあさんたち。水牛が家の横につながれていた。田んぼの仕事に駆り出されるのだろうが、今は休閑季のよう。そういう季節も、棚田が維持されるために水は張っておくそうだ。それでないと土が乾いてしまうそう。
 子供たちは、めんこで遊んでいた。テレビゲームでなくてよかった。

 元陽で一泊した翌日は、バスで昆明に向かう。途中、建水という街に寄った。ここは、雲南省の中で漢民族が集まっている地域で、中国で二番目に大きい孔子廟があるというので見に行った。

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 なんでも、その昔漢民族の間で争いを避けてこの地に移り住んだ人たちがこういうものを建てて安住の地としたとか。そばでは中国の公園でよくみられる楽器の演奏に合わせて歌や踊りを楽しむ風景が見られた。

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二胡や中阮などのお馴染みの伝統楽器だけでなく、キーボードも参加。二胡の演奏者は中国では特にこういう場面では男性が多い。譜面を少しのぞいてみた。見慣れた数字譜。

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 こんな寄り道をして、昆明には夜ついた。翌日が昆明の見物。昆明では、中国の国歌である「義勇軍行進曲」の作者ニエアル(聂耳)の家とお墓を訪ねた。

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 まずはニエアルの家。ニエアル故居と書かれた建物に入ると父母の寝室とか保存されていた。ここが生家ではないらしいが、昆明時代はここに住んでいたとのこと。当時の写真が色々展示されていた。

 ニエアルと言えば、鎌倉の海で亡くなったのだが、遺骨はこちらに運ばれて昆明を見おろす山の上にお墓ができている。

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 ここからさらにリフトで高い山の上に登ると昆明が一望される。西山森林公園というところで、龍門風景区を見る。

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 リフトで登った山の上から岩盤に沿って階段を下りると、昔の人が掘ったという観音様が岩に張り付いている。

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 神様が8人掘られている。日本では七福神といって神様は7人とされているが、中国からこのハ人が海を渡った時、一人海に落ちて7人になったそう。ホンマかいな。

 こんな感じで自由時間が無い中、ゆっくり買い物ができなかった。それでも自分のものとしては、ニエアルの家の近くで中国服の綿入れちゃんちゃんこを買った。260元を200元に値切るのが精いっぱいだった。しかしこれは暖かくて重宝している。袖なしなので、腕が自由に動き、二胡が弾ける。