天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

杭州料理

 こういう種類の中華料理があることは、あまり知られていない。よく知られているのは食は広州に有りと言われる広東料理。辛い味の四川料理。北京ダックに上海料理。あと東北地方の東北料理。
 こちらの杭州料理と言うのは、西湖で風光明美で有名な上海から行く杭州の料理ということだが、新宿は新宿御苑前で食べられる。今日はここで、中国大好き人間でつくる「中国菜の会」第3回ということで、中国大好き人間が6人集まった。発起人は紅一点の中国茶のプロ。彼女はカルチャースクールでバンバン教えている先生だ。彼女のブログはここ、
http://ameblo.jp/jkochaye/
 杭州料理というのは、四川料理湖南省の料理に比べると、辛くない。よく煮込んだ豚肉をパンのような饅頭にくるんで食べたり。塩味の小エビの上にロンジン茶の葉をのせて食べる。魚の白身の揚げものに茄子とか、普通にエビ卵とか蟹卵などあっさりした味のものばかり。みなどれも美味しくて次から次へ注文!
 今日は最高に盛り上がった。各自中国の写真を持ち寄ろうということにしていたので、それを見ながらワイワイ。最近の普通の都市部の写真はどこにでもあるので、面白みが無い。古い時代に中国に行った人の写真が最も受けた。その人は1980年代に北京へ語学研修生として行った。その頃の写真だ。カゴの中に何かを詰めているおじさんの写真がある。こカゴに何が入っているのかというと豚の内臓。肉は肉として売った後の内臓を持ってきて路上で売ろうというのだ。その下の写真は、中国内を旅行した時のもので、たぶん西の方に行ったのだろう。人だかりの真ん中で上の方を向いた人が手にもって掲げているのはヘビ。ヘビを口の中に入れる見世物だろう。アラビア系の服装だ。
その頃の彼の苦労話が一番盛り上がる。当時の語学研修生たちは大学内の寮に相部屋で済む。彼の相棒はインド人だった。インド人と日本人とでは生活習慣が違う。あまりの臭気に耐えきれず、なんとかペアリングを変えてもらおうとしたのだが、クサイとか不潔ということを理由にすることはできない。そこで考えたのが、冬に窓を開けて寝るということだったそうだ。日本人は冬でも暑くて窓を開けなくては寝られないのだということで、厚着をして窓を開けたまま寝ることにしたら、暑い国インドから来た彼はたまらず、こんなところで寝たらこごえ死んでしまうと言って、大学に泣きついて別の部屋に行ってしまった。他人を傷付けないで目的を達成。大したもんだ。
 また女性と一緒の写真とか、毛沢東みたいなおじさんと会食をしている写真とか、もう色々。ちゃっかり色々遊んでもいたらしい。
 紅一点のお茶の先生は、お茶の葉を求めて雲南省とかかなり中国の奥地に一人でどんどん行くらしいのだが、その写真の入ったメモリーが再生できずに今日は見られなかった。残念!次にお願いします。もう、こういう仲間と話していると早く次に行きたくなる。