天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

コスタリカ 伊藤千尋

 昨日が香山リカで今日コスタリカ。リカ繋がり。なんのこっちゃ。サンドイッチマン的言葉遊び。サンドイッチマンと言えば、ここのところ売れてる漫才。話の展開はパターンが決まっているのと、音遊び的なギャグが罪もない笑いをとる。二人の掛け合いのタイミングが良く、よろしいんじゃないでしょうか。と思っているが、ずいぶん売れっ子になって、おかしくならないようにお願いしますよ。

 芸人家業は笑ってもらってなんぼの世界。売れてきて、自分が偉くなったような錯覚を起こして、狼藉を働く阿呆がいる。偉そうにしゃべることも体制受けすることに変わってきてやな奴だと思っていたら、とうとう墓穴を掘った。活動中止で目障りなことが無くなったのはいいが、逮捕しろ逮捕と言いたい。悪いことしてるのだから。法治国家なのだから。

 というわけで自民党安倍派から逮捕所が出た、と言うニュースは良かった。そこまでで終わらせるなよ。老害的ボス猿がいるのだから。

 本題はこちらでした。

 ご存じ元朝日新聞記者のジャーナリスト、伊藤千尋さんの本。ご本人が発売に向けてネットで宣伝して、刷り上がったら直接希望者に販売するというので、希望して送ってもらった本。

 コスタリカのことは、伊藤さんが以前から書いていて、軍隊を廃止して軍事予算を教育費にしたとか、減らした軍人の数だけ教師を増やしたとか、憲法裁判所があって、誰でも(小学生でも)憲法違反を訴えることができる。というようなことは承知をしていたが、今回この本で新たに認識を深めたのは、政教分離が徹底されていること、環境保全のための活動が継続されていること。

 そうしたことを行うには、それを推進する人がいて成り立つ。それを始めたのは誰かと言うと、外部から来た人たちだ。1950年に朝鮮戦争が始まったとき、米国で徴兵されるのを嫌ったクエーカー教徒の人たちが、アメリカにいられなくなってどこかへ行こうと考えたときに、ちょうど1949年に軍隊を放棄した平和憲法をつくったコスタリカがいいということになった。そしてその行き先も自然が豊かな山の上、ということで、11家族が移り住んだ。これがきっかけで、平和で自然を大切する運動が展開されることになり、今に続く。というわけで、詳しくはこの本を読んでもらいたい。

 自然を大事にするということで、原発は当然ない。電力の多くは水力発電らしいが、現在はまだ火力発電もあるが、地熱発電がある。発電に必要な熱を地熱を利用するというものだ。そういう技術力はどこから来たのか、というと何と日本。であるのに、日本ではこれが検討されずに相変わらず原発を再稼働しようと言うのが日本政府の方針。あきれる。

 個人的な今年の方針としては、積読状態が増えていることに歯止めをかけて、どんどんここに紹介してゆきたい。が、4月の二胡検定試験に合格するまでは、そちらに時間を割く。おりしも、先生から次の試験には指定された楽曲から2曲選ぶ必要がある旨連絡があった。やはりそうか。今年から2曲なので準備が間に合わないと、申し込みを見送った二胡友がいたが、自分はもう申し込んだ後。なので、やるしかない。あと3か月の集中で合格を目指す。