天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

二胡が増えました

 二胡が、二個ではなくて七個になりました。

 二胡を始めた頃の同門の友人3人で、3月に久々に会って食事をしたとき、一人から自分は二胡を辞めたので、譜面などを引き取ってほしいという話がありました。送料着払いで送るから、と言う言葉に同意してそれがいつ届くのかと思っているうちに6月になり、あれはいつになるかとメールしたら。荷造りが大変だから車で持ってゆく、と言う返事で先週の土曜日に来てくれました。

 二胡が三本と譜面のコピーや教本多数など。弓や小物もありました。合計で自分の二胡と併せて7本になりました。

 7本と言うと多いようですが、そのうち2本は低音二胡と高胡なので、普通の音域の二胡は5本。といっても今回増えた3本のうち1本は、蛇皮のところがプラスチック製。

 これがそれ。表面に蛇皮がプリントされているので一見分からない。どうしてこんなものをその人が持っていたかというと、海外(特に中国)に持ってゆくときに、ワシントン条約に抵触する本物の蛇皮では空港で面倒なので、蛇皮せいでないものを持ち歩いていたとのことでした。自分で使う二胡なら本物を持ち歩いてもいいのだが、自分が二胡始めた当時は結構そういう話題になってました。

 ともあれ増えた。昨日は、その二胡たちをリフレッシュすべく、千斤という弦を抑える糸を変えたり、胴回りの汚れを落としたり。中に響きのいい二胡があった。上記のおもちゃっぽい二胡以外を購入する経緯を知っている。

 一つは、私が持っていた二胡がいい音がするのでそれと同じものを買いたい、というので師匠の沈琳さんのところに行った。私の持っていたのは、ホントに始めたばかりで初心者用を先生から買ったものだった。しかし、二本目を買おうと言う人にはもっといいのをと進められて、値段の高いのを買ったという経緯がある。のを本人から聞いて知っていた。これは黒檀で出来たものだと思う。

 その後私が紫檀二胡に変えて弾いていると、同様の物が欲しいと、安く名品を買えると言う場所(赤坂のさる所)に行った。その時私もつき合って行ったので、どんなものを買ったのかだいたい知ってはいた。それがどの程度いいのかどうか、当時はよくわからなかった。それがみな手元に来てみると、違いがよく分かるようになっている。

 最後に買ったものは、時々演奏用に使うことも出来そう。あとは、二胡の体験会を開催するときに集まった人たちに触ってもらう二胡に使おうか。

 さて今日は、彼が置いていった譜面や教本を見てみた。私より早く始めた分、持っている教材も多い。中には私が渡した中国土産の曲集や譜面のコピーもあった。たまたま同じものを持っているのもあった。付箋が色々貼ってあり、真面目に練習していた様子がうかがえる。もう十分楽しんだんだなあという感じだ。

 引き継いだ教材は、私の生徒さんにあげたりと色々使い道はある。彼は今後専ら海外旅行を楽しもうと言う魂胆か。

 私の方は、中国にマイレッジで行けるようになったら行って、笛などを買いたいと思っているが、まだまだその時期はきそうもない。それより、長野方面にお金をかけている。

 長野で目を付けた家は、最低限の改修の見積もりを不動産屋に頼んでいたが、一週間たって音沙汰がないので、今日は見積もりの断りの電話を入れた。DCMとかカインズとかホームセンターで手配できることが分かったので、自分でやることにした。

 もともと古民家をDIYして仙人のような生活を、と思っていたのだがほんとの古民家を一人で回収するのは骨が折れることがわかった。本当に骨を折るかもしれない。

 そこで、今回は居ぬきですぐ住めるものがあったので、話を進めている。どうなることやら。