振り返り日記
ここのところの出来事に、色々感じていたことをチラっと書いておきます。
まず坂本龍一さんの死。私と同じ年の人が亡くなった。ということと、彼はミュージシャンで名をはせた人物だったが、最近は社会運動にかかわって、音楽家だろうと何だろうとおかしいことに対して声を上げ続ける、という行動を自ら示してくれたことに敬意を表して、冥福をお祈りする。
それから沖縄の方で、陸自のヘリが落ちてまだ機体を回収できていないとか。ニュース番組によると、このヘリは各種災害でも実績のある機種で簡単に故障とか不具合が起きるとか考えにくいそう。それにしても事故は起きる。
最初に思ったのは、日航機事故の再来かということ。普段飛ばないものが飛んでいると米軍に撃墜されても仕方がないのがこの国。行方不明になる2分半前には管制塔と交信していたというから、急に「何か」があった。海の深くに機体が沈んでいてフライトレコーダーも回収できていない。亡くなったひとには悪いけど、いらん所を飛ぶからこういう事故が起きる。そもそも陸自がそこに行く必要があるのか。根本原因は防衛方針の在り方にある。
そして統一地方選挙。千葉で自民党が過半数割れしたと思いきや、関西では維新が投票率の悪さを踏み台にして勢いづいているらしい。とんでもないことだ。
投票率の低さにはあきれる。しかし、当票所に行きたくても身体の都合などで行けない人がいて、そういう場合の郵便投票制度を、と言う声もあるくらい。また、投票率の発表は期日前投票を含めていない場合があるとのことで、何が何だか分からない。
支持率とか投票率とか、なんとか率を報道する場合、前提などをはっきりさせるとかが必要。それと電話による回答を反映して支持率などを報道するのは極めていい加減。そもそも電話の数が少ない。それと聞き方が恣意的。電話を受けた人が驚いたという話も聞いた。
日銀総裁が変った。前任者との関係もあるだろうから、手のひらを返したような方針は出せないだろうが、中央銀行として政府に対峙するのか協力するのか、態度をはっきりしてほしい。徐々にでいいから。
さて自分の体調の方だが。今週は2回岩盤浴に行った。背中の癌を熱で焼き殺すのが目的。岩盤浴の後の炭酸泉での立ち居振る舞いには、よく気を付けている。一度気を失ってぶっ倒れた経験があるので、そういうことが無いように慎重にしている。
竜泉寺温泉のレストランは、割合リーズナブルな値段で工夫したメニューだが、安かろうまずかろう、悪いけど。で、今週月曜に行った時は食事は出てからにしたが。今日は季節のメニューに心が動いた。駿河湾の桜エビ丼に大海老の天ぷらそば。
食べたかったのは桜エビ。生と茹でたのとが入っているというのでその気になった。エビは期待してなかった。普通のサイズのエビが思い切り長く伸ばしてあって厚いころもで守られている。想定通り。
この場所は、家から工事中のバイパスを車なら7分走るとある。が歩くと大変。今週は家内が車を使うので、朝送ってもらってバスか徒歩で帰る。今日は歩いてみた。
工事中のバイパスが乗る橋げたをパチリ。
橋げたの上に出来る道を向こうへ行くと、高尾山口のインターチェンジにつながる。まだ先は長い。うちのそばからバイパスに乗れればかなり便利になる。どこに行くのが便利かというと長野か。
長野へは5月3日から行くことにした。孫リンの一家がその日から戸隠キャンプ場に行くので同行する。わしは蔵の周りの土木作業で、琳佳たちはどこか山歩きをする予定。
あの蔵の中も従兄をその気にさせて断捨離しないとな。断捨離と言えば、自分の部屋が断捨離中断中なので、すこしずつ進展させるように心がける。今週はこれを処分した。
空き缶で作った二胡。デッキブラシを竿にして受けを狙ったが、日の目を見る前に断捨離。遊びでやってみたが、遊ぶのをやめた。二胡はもっと真摯に取り組む。
今度「二泉映月」と言う曲に取り組むので、その作者であり奏者の阿炳(アービン)と言う人の本を読んでいると、彼は二胡の他に琵琶とか他の楽器も演奏していたらしい。35歳くらいで目が見えなくなったが楽器演奏を生業とした。特異な三つは、まず二胡、そして琵琶。三番目は中国語で「説新聞」とあるが、これはニュースを話すこと。即ち時事問題を歌にして話して聞かせること。日本でも明治時代の大道芸人はバイオリンとか手風琴に合わせて政治家のふるまいを面白おかしく語ったものだ。そういうことは中国から来ていたのか。アービンがその元祖か。中国語の本も興味がある内容なら読めるようになった。この本についてはまた後日。
明日は池袋に中国の演芸を見に出かけようと思っていたが、雨模様なので日曜に延期。