あれこれ
年度が変り、学校や会社は新しい年度がはじまった。自分が会社生活からリタイアしてちょうど5年前になる。
退職と同時に癌がステージⅣと診断されたので、呑気にしていられずこの5年はそれとの戦いだった。完治しないと医者から言われており、今の調子ではこれからも同じように、自分で生活習慣を管理して健康寿命を延ばしてゆかなくては。
ということで、ちょうど今日は4月の検査日だった。
高額な飲み薬は、PSA値を下げる効果はあり、飲む量を減らして先月は1日おきに1錠まで減らした。これは医師の指示でなく、本人希望。副作用のある薬など本来飲みたくない。4錠から始めて、1錠まで減らし、それでも効果があったので、先生自身も「1錠でも効くんだなあ」と言うくらいで、他の患者にはここまで減らしてないらしい。そこで更に減らしてほしいと、2日で1錠という方針でひと月過ぎた。
昨日は1日孫と遊んでいたので、今日はお疲れ気味で採血したし検査結果は期待してなかったが、PSAが更に下がった。先生も驚いたているのか、飲んだ日と飲まない日で体調は違いますか?と訊いてくる。こちらは飲み忘れることが無いように気を使っていただけ。多少の倦怠感は今に始まったことではないので、気にもしないで過ごしている。なので、飲もうと飲むまいと生活に違いはない。
PSAは先月の1.64から。1.32に下がった。ここのところの経過を振り返ると、昨年の夏からPSAが上がり始め、10月に20を超えたところから飲み薬を始めた。ここでイクスタンジ錠を1日4錠。その結果翌11月には、4.89に下がった。
そこで薬を1日2錠に減らしたが、12月には2.72まで下がった。そこで更に1錠に減らしてもらった。それでも1月には2.48。2月には2.15と徐々に下がり、3月には1.64までさがったので、くすりを1日おきに飲むことにした。その結果が今日なのでよかった。このまま継続となったが、まだ下がったら一旦薬の服用を辞めたいと先生には言っておいた。「1日おきなどやったことがない」と先生が言っていたが。それでも結果が出て下がれば、止めることに同意してくれた。来月がどうなるか。
一層の自助努力をするためにこんな本を読んでみた。
書いているのは歯医者さん。口の中をアルカリ性にしておくと虫歯も治っちゃうらしい。体をアルカリ性にする食べ物は、ほぼ今やっている通りでよさそうだが、キュウリなどもアルカリ性で、酸っぱい梅干しもそのものは酸性だが、食べると体をアルカリ性にする作用があるとのこと。参考になるなあ。動物性たんぱく質はやはりだめ。
さて、世の中の関心事はウクライナと桜。先週、団地の裏の小さな神社に散歩がてら花見に行って見た。
まあまあ花見気分になれる。
この神社のすぐ裏では、山を崩して20号バイパス工事が進行中。
ずいぶん長い間工事をしている。別に急ぐ必要もないんだろう。この写真の左側に見える黄色い建物は、TOYOTA自動車の修理工養成する大学校。バイパスがつながると、高尾山口のインターチェンジにさっと行けるらしいが、道の全貌がまだ見えない。誰が恩恵を被るのだろうか。
ウクライナでは、虐殺事件まで報道されて心が痛む。21世に起きる出来事とは思えない。日本の対応は西側諸国と足並みを合わせて、ロシアに対する経済制裁を行う。今できることは、まあそんなところだろう。避難民を受け入れるというので、政府専用機で移送された。その数20名。400万人を超える難民がでているのに、20名はしょぼすぎる。日本に身寄りのある人は自費で既に多くの人たちが来ている。
世界中がウクライナの人たちを心配している。イラクの時はそうでもなかったような気がする。イスラム圏の国だからか?それって少し変な感じ。アフガニスタンでも何百万の難民が出ていた。結局タリバン政権になって落ち着いたかのように見えるが、経済面その他での支援はまだまだ必要なはず。タリバンの実情を書いた本を見つけたので読んでいる。