731部隊展
今週は忙しい。昨日は二胡のレッスンで、発表会用の曲をまだまだ練習必要と認識し、そのあと例によって本牧の孫リンが両親が出社というので、世話しに出かけた。
世話と言っても、夕飯を食べさせて、どちらかの親が戻るまでいるだけ。
宿題は自分でやるし、世話がやけない。というか、あれこれ世話焼かれるのを嫌がる年齢になった。ただ、昨日は公文に行く日だったのに、おなかが痛いから休むと言って友達と遊びに行った。おいおい。お腹が痛いのが今日も続いて、学校を休んだそう。珍しい。原因を追究したいところ。お腹の具合なのか、学校が嫌になったか。ひとまず親の対応を見るしかない。
今日は日曜に引き続き731部隊の展示会の手伝いに朝から出かけた。展示作業は日曜にしてるので、店番だが、今日は近くの生涯学習センターで夕方講演会を予定しており、日中は過去のニュース番組を映像で残してあるものを放映する、というので、その会場のセッティングを手伝ってから昼過ぎまで店番。
これはチラシの裏表。
展示の様子はこんな感じ。
731部隊で何が行われていたか。については森村誠一氏の「悪魔の飽食」に詳しい。
新版「悪魔の飽食」 - 天天日記 (hatenablog.com)
ここでは現場の写真がいくつも紹介されている。
戦後の医学界は、731部隊の生き残りが幅を利かせる。
パネルは、731部隊の存在を知らしめるものだけでなく、日本の医療の闇について告発している。
水俣病も、公害によるものという認定まで時間がかかった。こちらは石牟礼道子氏の「苦海浄土」がその実態を記している。
苦海浄土 石牟礼道子 - 天天日記 (hatenablog.com)
まだある。
この病気のことは、自分は高校三年生を富山県の神通川のほとりで過ごした(旧制の神通中学、今は富山中部高校となっているところに通っていた)ので、当時から知っていた。
そしてこれ。これは大きな人権問題だ。
これもある。
そしてこれ。福島原発事故。放射能の影響は大したことが無い、などと言う御用学者は731部隊の生きのこりやその系列。
原子爆弾の被害者に対する国の対応も酷い。原爆投下直後に現地入りした医学者たちは、被ばく被害の調査はするが治療はほとんど行われなかった。そういえば、そいうことを訴えていた被爆者が先日亡くなった。
それにしても、膨大な資料を集めてパネルを作成したり、あるいは関連フィルムやTV番組を収録して見せている。情熱をもって国を告発している方がいる。
それのお手伝いをしていたわけだが、その展示場にこれを置かせてもらった。
これは、自分が習っている中国笛の先生がアルバイトに揚げ落花生を作って売っている。これを仕入れて、日中友好協会の都連の赤字補填に少しでも役立つようにというものだが。この会場での収益は、731部隊展実行委員会へのカンパとしよう。
入り口を開けてある受付にいると寒い。ランチはがっつりとこれ。餃子の満州というお店でニラレバ炒めに玄米ご飯。
明日は多摩地区の日中友好協会の各支部が集まって情報交換するので、この展示会を宣伝しよう。こういう資料はなるべく多くの人に見てもらいたい。
明後日はこの展示会と同じ場所で、二胡の先生をやるので、生徒さんたちに見てもらおう。そして金曜の最終日は片づけの手伝いだ。
今週は忙しい。