前回書いた記事「光と風のクリエ」という本の紹介を、著者の金大偉さんのFacebookに報告したら、今日までに3件のシェアがあった。金さんのファンはちゃんとこの本を見ているな、そして評価しているんだなと感じた次第。
さて、昨日は中国百科検定の日だった。それは何って方はこちらを。
これは日中友好協会が3年前から始めた検定試験。1級から3級までだったものが、一番優しい初級ができ、1級の上に特級ができている。特級は専門分野別になっている。
自分は3年前に教材を買っているのだが、受験したのは今回が初めて。
合格したからと言って、別に資格試験ではないので一般的には何かに有利ということはない。中国に憧憬が深いことがわかる程度。春休みはいつも旅に出ることも多く、今まで受験しなかったが、今回はいよいよお付き合い受験。
初めてなので3級を受けてみた。合否結果は来月来るらしい。70%の正解率で合格らしい。
終わってから、受験した人たちの懇談会があった。どういう人たちが受験しているのだろうか。受験動機としてこんな話があった。
・ボケ防止にいい
・中国にいたけど中国のことを知らないので
・中国のことを知るにはいいきっかけ
などで、中には敗戦の時に少年だったが満州に残されて、12年してから帰国したという方がいらっしゃった。ソ満国境付近の全寮制の学校にいたそうで、軍部の子弟のいく学校だったので、生徒たちは敗戦の発表の2日前にその情報が入り、731部隊の幹部が逃げ帰る列車に乗ったそうだ。が、その方は弟を探しに行ったりしていたとかで、逃げ遅れて居残るハメになったようだ。この話はまた詳しく聞いてみたい。
ボケ防止にいいことは間違いない。3級と言ってバカにしてはいけない。今まで3級を2回受験して不合格だったので、今回は新設の初球を受けたという方もいる。この人からは、初級の案内に「小学生でも受けられる・・・」とあったので、これに落ちたら自分は小学生以下ということになるので、こういう表現はやめてもらいたいという話があった。
3級は「ものしりコース」としてあるが、確かに特別に受験勉強をしないで7割の正解を得るのはむつかしいかもしれない。60問の問いに、4択から選ぶ回答方式だが、ふつう知らないことも入っている。
例えば、最後の問題「漢字の書体は、篆書、隷書、草書、行書、楷書の順に確立していった。書の担い手は広がり、後漢の時代、篆書を実用に使えるようにしたのが隷書である。この隷書の特徴はどれか。
①順筆で入る ②縦長の書体 ③崩し書き ④波磔(はたく)とよぶハネ
そんなん知らんがな。ご存知の方は、コメントお願いします。ご存じない方も、この問題の感想をお願いします。(笑)