天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

安保法反対集会

 3年前の9月19日に、憲法を無視した安保法が強行採決された。毎年この日は、これに反対する市民と野党各党が集会を開く。私も1市民ととして集会に参加した。

 まず新聞にはこの程度出ている。

 日比谷野音で開催されたが、会場の広さに限界があるため、後方の立ち席が埋まった段階で入り口が閉鎖された。詰め込むと事故が起きかねない。それくらい市民が集まった。

 入りきれない人は外に会場からの音を聞く。こういう集会が昔もあったな。労働組合の集会だった。

 主催者の発表では4800人が集まったということだが、中で見まわして外にどれくらいの人がいたか確認できないがもっと来た人がいたんじゃないかと思うほど。先輩も来ると聞いていたが、見回してもこれでは見つけようがなかった。
 各政党から来て発言した人は次の通り。
無所属の会 大串博志
国民民主党 小宮山泰子
共産党 小池晃
立憲民主党 福山哲郎
社民党 吉川元
 政党代表として話したのは以上だが、開会のあいさつでこの集会の主催団体でもある総がかり行動実行委員会の高田健氏が最初に演台に立った。いつものような軽めのあいさつではなく、政治家顔負けの力強い闘争宣言のような発言だった。それこそ若かりし頃の学生運動の気分さながらだった。
 どの方も話すのは、沖縄知事選挙でデニー玉城さんを勝利させようということ。これは沖縄の地域的な問題ではなく、日本の民主主義を機能させることができるかどうかの問題。なので選挙権のない県外の人も、沖縄の友人知人に電話で呼びかけをしよう、できることを総力を挙げてしようという呼びかけがあった。
 市民運動は健在だ。入口に向かうときに、いろいろな活動をしている人たちがビラを配る。よく見る風景だが、敬意を表して順に紹介しておこう。
・ジャーナリスト高野孟さんとともに 反戦反安保討論会 東アジアの大変動と日米安保体制 10月6日 文京シビックホール会議室 13;30〜17:00
前川喜平後援会 in 枝川 10月18日 会場:東京朝鮮第2初級学校講堂 17:00開始(開場16:30)
・人権の21世紀をつくる文化のつどい2018 おはなし川元祥一 日本の産業と芸能を支えた部落の文化 10月26日 品川きゅりあん小ホール 18:00
・東海第二原発運転延長STOP!首都圏大集会 10月20日 18:30〜20:40 日本教育会館3F一ツ橋ホール 講演:鎌田慧、吉原毅、村上達也、おしどりマコ・ケン
・松戸上映会「不屈」米軍が最も恐れた男 その名はカメジロー 占領下の沖縄で米軍の圧政と戦った男の生き様を、貴重な映像で描くドキュメンタリー映画 9月21日 松戸市民会館大ホール 上映10:30,講演13:00,上映14:30,講演16:45,上映:18:30 講演者:山城博治
・講演会 朝鮮半島の「大転換」と日本の進路 権赫泰(韓国聖公会大学教授)、中野敏男(東京外国語大学名誉教授)10月20日 18:30〜 文京区民センター3A
もんじゅ西村裁判 第3回口頭弁論 9月20日 11:00 もうやってる! 東京地裁 611法廷
・講演 731部隊問題、克服への道-軍医博士論文の検証と「留守名簿」公開の意義- 講師:西村勝夫滋賀医科大学名誉教授 9月29日 13:30〜 港区立商工会館2階研修室
・映画 誰も知らない基地のこと(イタリア映画)講演:外間三枝子 9月29日 13:20開場 14:00上映 at エル・ソフィア(東武スカイツリー梅島駅
 声を上げ続ける市民運動家がたくさんいる。
 今日が自民党の総裁選だが、我々の関心はそれよりも沖縄の知事選だ。
 総裁選の方は、昨日街頭演説会があったようだが、アベの方は「アベ辞めろ」コールが出ないようにサクラの聴衆を地方に動員をかけた。その要請状まで出回っている。それでも「アベ辞めろ」コールがあったらしい。籠池氏も聴衆の中にいて、あんな人がまた総理になるのかと溜息。嘘を見抜いている一人。
 石破氏のほうが、政策はともかく、政治家としてはまともであることはだれの目にも明らかなのに。