MRIの結果

　そういえば、先日の検査結果を総括してなかったなあ。ということで、検査結果をまとめると、胸部MRIの結果は「特に問題ない」ということだった。つまり、前立腺がんの脊椎への転移は消えたと評価されたことに変更はない。ということ。

　しかしPSA値が13を超すまで上がってきていることで、再度飲み薬を勧められた。なんでも二種類あるらしい。以前紹介されたのは、”ザイティガ”という薬で、抗生物質を併用する。今回は”イクスタジン”という薬で、抗生物質は接種しなくてもいいらしい。どちらも効果は、副腎の男性ホルモンを抑えるものらしい。こうした薬は飲み続けると3年くらいで効き目が薄らいでくるので薬を変えるとか。

　2種類で3年ずつ過ごすと、6年。即ちあと6年の命ということか。仮にそうだとすると、運よく長引いても10年。薬の効きが悪ければ3年くらいとかってこともあるだろう。これは勝手な推測。ならばあと1年の命というのとたいして変わりがない。

　今回は薬を処方してもらうのをまた丁重にお断りした。

　次のPSA値の様子を見てから自分の方針を決めたい。方針は薬を服用しない、ということだがあまりにPSAが上がるとか、体調の悪化があれば方針変更してちょっと服用してみることにするか。

　4年前の今頃に、近所の泌尿器科の先生に相談したことがあった。まだ治療開始前だったが、当時はPSA値が100を越していて、その先生はホルモン治療は可及的速やかに始めた方が良い、とのアドバイスだった。今回は上記の2種類のくすりの違いを解説してもらう名目でまた相談してみてもいいかと思う。

　どちらも高額医療とされる高価な薬で、しかも副作用がある。肝臓等に悪影響がある。これは避けたい。その他めまい、高血圧、便秘・・・ロクなもんじゃない。

　今日も岩盤浴に行ってきたが、これをやっている間は骨転移は消滅している。気分が悪い状態で延命するより毎日楽しく過ごしていれば短命でもいい。

　という方針を持ったうえで、次のPSA検査で数値が下がるよう、生活習慣の見直しを徹底することにしよう。

　ニンジンジュースは朝だけでなく、できるだけ頻繁に。動物性たんぱく質はしばらくストップする。今でも牛豚は禁忌としているが、羊や鶏もしばらくやめるか。魚は青魚に限る、などと多少ストイックな方針でいこうかと思う。そして軽い運動を心掛ける。

　以上で効果が薄ければ、徹底した人参攻めをやるしかない。それやるの「今でしょう」という気もするが、自分の身体と相談しながら進める。

　そうそう毎朝コヒーランスに参加するようにしているので、こちらの効果を期待したい。これは実行しながら、中身についてもっと納得できるまで理解を深めたい。